数も形もさまざまなアナゴを取りそろえたあなご専門卸で新型八幡巻を見せてもらった

大阪市中央卸売市場の中をウロウロして、いよいよ帰ろうかと思ったところで目に入ったのがアナゴ卸のお店。あなごやうなぎは普通のお店ではなく、専門に扱うお店が存在しているのです。ここにはそれこそ数も形もいろいろなアナゴが取りそろえられており、実際に食べてみるとアナゴによって全然味が違うということがわかりました。

また、これまでの八幡巻とは違う新しい八幡巻を置いているということで、見せてもらいました。

詳細は以下から。
ココがあなご、うなぎを専門で扱う「松井泉」さんです。

いろいろなサイズのアナゴたち。

形もいろいろ。

アナゴなどは養殖が難しいということもあり、基本的に天然モノです。

いろいろな焼きアナゴ。

アナゴの白焼き。

これは一度冷凍されたアナゴと、捌いてすぐに焼かれたアナゴを比べているところ。冷凍の方が身が締まっています。食感に違いがありますが旨味は変わらないので、「冷凍はダメ」とかいう話ではないみたい。

アナゴの八幡巻。通常は左のもののようにギュッと締まっているのですが、松井泉では同じ量のアナゴと牛肉を使ってより大きなモノを作ることに成功。ポイントは身を外にして包むところだそうです。この品を扱っているのは今のところ松井泉だけらしい……。

と、最後まで面白いものを見せてもらった大阪市中央卸売市場を後にしました。すでに市場ではほとんど主要な仕事をみんなが終えたところですが、一般の会社勤めだと今から出社するぐらいの時間です。

なお、今回の取材をサポートしてくれたなにわの台所で、ギガジン掲載商品特集として掲載商品を中心にしたセールを行っています。海産物から果実、野菜までいろいろと面白いものを扱っているので、興味があればぜひ買って食べてみてください。