「UQ WiMAX」が基地局数1万5000局を達成、鉄道路線の重点整備や地下街、住宅、オフィス内などの屋内エリア整備も

先日行われた「ワイヤレスジャパン2011」で基地局数を2万局にまで引き上げることを明らかにした下り最大40Mbps、上り最大10Mbps、帯域制限無しの高速通信サービス「UQ WiMAX」が基地局数1万5000局を達成しました。

今後は鉄道路線の重点整備や地下街、住宅、オフィス内などの屋内エリア整備などに踏み切るとしており、ますます快適に利用できることにありそうです。

これまでの基地局建設数の推移など、詳細は以下から。
WiMAX屋外基地局開局数15,000局達成のお知らせ | UQ WiMAX‐高速モバイル通信、高速モバイルインターネットのデータ通信カードを提供

「UQ WiMAX」を展開するUQコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社の屋外基地局開局数が累計で1万5000局に達したそうです。

基地局建設数の推移。WiMAXの基地局は2008年8月29日に神奈川県横浜市内で第1局目が竣工され、2010年8月に1万局、その後約9ヶ月で1万5000局に到達しています。

2011年5月31日現在で「UQ WiMAX」を利用できる市区町村数は全国575市区町村に拡大し、実人口カバー率も全国で71％、東名阪主要都市で99％に達するなど、急速にエリア拡大が進んでいるとのこと。

1万5000局開局記念写真。プレートを持っているのは同社の野坂社長です。なお、1万5000局目は兵庫県神戸市に建造されました。

なお、今後についてはより一層のサービスエリア充実に向けて2012年3月末までに屋外基地局2万局を建設するとともに、地下街や住宅、オフィス内などの屋内エリアの整備および無線LANサービス「UQ Wi-Fi」利用エリアの拡大も鋭意進めるほか、首都圏および中部・関西圏の鉄道路線については、より安定して通信できる重点整備するとしています。