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超高層ビル建築家の夢は「お城」だった?堀に守られた自宅は現代の城とも呼ぶべきとてつもない超豪邸


フロリダ州を中心に数々の高層ビルを手がけてきた有名建築家Charles Sieger氏の自宅は、広大な敷地を囲む樹林に重厚なゲート、長いドライブウェイの先には幾何学的庭園や噴水、プールを配置し、対称性を意識した館が楕円(だえん)形の人口池の「堀」に囲まれそびえ立つ、現代の「城」と呼ぶにふさわしい超豪邸。

随所に数々のこだわりが詰まった建築家ならではのその豪邸を、ちょっと探検してみましょう。


写真や動画は以下から。Architect Charles Sieger's Residence : Dreamy Miami Castle Surrounded by a Moat

敷地の1辺(写真上端)は川によって区切られているのですが、そのカーブに釣り合うよう直線の境界線を持つ側(写真下端)にも植樹によってカーブを描き出し、対称性を保っています。


こちらはまだ「堀」に水が入る前に撮影された写真。


逆サイドから。楕円形の「堀」に水が入ることで、上空から見た姿の完成度がぐっと増します。


敷地から一歩も出ずとも犬の散歩に困らないレベルの広さ。所在地はマイアミ郊外とのことで、周辺は農地となっているようです。


重厚なゲートを抜け長いドライブウェイを進み、橋を渡るとロータリー兼駐車場があり、そびえ立つ館を抜けると奥にプールがあります。


この写真では左下の庭園部分が未完成で、右側と対称となるよう水路を作っているところのようです。


「城」の建物自体も非常にシンメトリーを意識した造り。


Charles Sieger氏は大手建築事務所Sieger Suarezの共同経営者で、ドナルド・トランプが会長を務める不動産会社トランプ・オーガナイゼイションなどと契約を結び、マイアミを中心にホテルやオフィスビル、集合住宅や複合商業施設など数々の高層建築を手がけ、これまでに設計した建物の総工費の合計は100億ドル(約1兆円)以上にのぼるそうです。

Sieger Suarezの代表作の1つ、50 Biscayne


なお、庭園やプールなど敷地内の様子、内装の一部などは、撮影にこの豪邸が使われた以下のビデオクリップ(BirdmanFire Flame)で見ることができます。ちょっとした豪邸探検気分が味わえる、豪邸ファン垂ぜんの内容となっているので、ヒップホップに全く興味がないという人でも一見の価値があるかもしれません。

YouTube - Birdman - Fire Flame

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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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