さまざまなバージョンが登場している「カラムーチョ ホットチリ味」5種類を食べ比べてみました

湖池屋のカラムーチョと言えば「ポテトが辛くてなぜおいしい!」のキャッチフレーズでおなじみのポテトスナックですが、基本のフレーバーである「ホットチリ味」という名前のついたものだけで複数のバージョンが存在しているということで、食べ比べてみることにしました。
今回対象になったのは、「カラムーチョチップス ホットチリ味」「スティックカラムーチョ ホットチリ味」「リッチカット ホットチリ味」「スコーン カラムーチョホットチリ味」「スティックカラムーチョ 明太子ホットチリ味」の5種類。カラムーチョ同士で、どれくらい味の違いが出ているのでしょうか。
というわけで、カラムーチョ5種類の実際の見た目と味は以下から。カラムーチョ ポテトが辛くてなぜおいしい!|株式会社湖池屋
こちらが今回用意した5種類のカラムーチョ。

まずは「カラムーチョチップス ホットチリ味」から見ていきましょう。カラムーチョのチップスはもはや定番となりましたが、発売当初はスティックタイプのみで、チップスが発売されたのはスティックの発売から2年後のことでした。

「辛いスナック売上NO.1」と書かれています。

裏側はこんな感じ。

カラムーチョが初めて登場したのは1984年で、登場から四半世紀売れ続けているスナックとのこと。インテージSRIのデータによると2007年から2009年の年間売上で「スナックカテゴリー・スパイシーフレーバー」の1位を獲得しているようです。

現在では非常にポピュラーな商品となったカラムーチョですが、発売当時は辛い味のポテトチップスがほかに無かったこともあり、まったく売れない日が続いたとのこと。その後クチコミで爆発的な広がりを見せ、「激辛ブームの火付け役」とまで言われるようになったそうです。

こちらは原材料表示。1袋は60g入り。

お皿に移してみました。

やや赤みがかったポテトチップス。

食べてみると、オニオンパウダーやガーリックパウダーの香りがしっかりとうま味を感じさせてくれます。辛さについては、ピリッという刺激はあまり無く、じわっと後から来る感じ。

次は「スティックカラムーチョ ホットチリ味」。

裏側はこんな感じ。

原材料表示。チップスタイプと違う部分として、こちらにはチキンエキスパウダーと野菜エキスパウダーが入っており、オニオンパウダーとガーリックパウダーは入っていません。

お皿に移したところ。

細いスティック状のポテトに、赤いパウダーがまぶされています。

食べてみた感じとしては、食塩などの塩味がチップスタイプよりも前に出ていてはっきり感じられます。形状の特性によるところもあると思いますが、逆に香りはそれほど強くない感じ。辛さについては、こちらも後からじわっと来る感じです。

お次は「リッチカット ホットチリ味」。

「深煎り唐辛子使用」と書いてあります。

裏側はこんな感じ。

北海道産のじゃがいもをリッチな厚さにカット。唐辛子を強く煎る「深煎り唐辛子」を使用し、その香ばしさを引き立てているとのこと。

原材料表示。チップスタイプと同様、オニオンパウダーとガーリックパウダーが入っています。

お皿に移してみました。

チップスが厚めで大ぶり。

食べた感じとしては、非常にポテトの香りが強く出ているのが印象的です。フレーバーはしっかりした味なので、ポテトとうまく調和して、いいバランスの味になっています。ポテト好きの人にはおすすめできそうな感じ。やはり辛さは後からじわっとやってきます。

次は「スコーン カラムーチョホットチリ味」。

こちらはホットチリ味の辛さが2倍になっているとのこと。

裏側はこんな感じ。

スコーンとカラムーチョが夢のコラボレーションを実現、ということで、スコーンのカリッとした食感を大切にしながら、濃厚でパンチのある辛さに仕上げたとのこと。

原材料表示。ほかのカラムーチョはすべて「馬鈴薯」(じゃがいも)が使われていますが、スコーンはとうもろこしがベースのスナックです。

お皿に移してみました。

ゴツゴツとした太めのスティックに、カラムーチョの赤いパウダーがまぶさっています。

ここまでポテトを食べてきたためか、とうもろこしの香りが新鮮な感じ。ベースとなるスナックが違うので、やはりかなり違った味わいになっています。2口、3口と食べていると、ここまでは感じなかった舌へのピリッとした刺激が感じられ、辛さ2倍もたしかに実感できます。

最後は「スティックカラムーチョ 明太子ホットチリ味」。

これもホットチリ味ですが、明太子がプラスされています。

裏側はこんな感じ。

カラムーチョ本来のおいしさであるガーリックやオニオンのうま味に、明太子特有の風味を加えているとのこと。

原材料表示。ガーリック、オニオンのほか、パプリカパウダー、ジンジャーパウダー、明太子風味パウダーなどが加わっています。

お皿に移したところ。

同じスティックタイプと並べてみると、明太子ホットチリ味のほうがやや赤みが強く見えます。

明太子の香りがわずかに漂ってくるような気がします。

食べてみると、たしかに明太子の独特の風味が感じられます。ガーリックやオニオンの風味もしっかり残っており、それぞれ濃厚な風味が重なって、極めて濃厚な味わいになっています。また辛みもかなり強力で、5種類の中ではもっとも強く辛さを感じました。

今回5種類を食べ比べてみましたが、それぞれちゃんと形状に合った味になるよう工夫されていて、適当に作ったという印象を受けたものはひとつもありませんでした。カラムーチョが好きな人は、一度こんなふうに比べてみるのも面白いかもしれません。

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