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JOYSOUNDとUGAが2010年カラオケ年間ランキングを発表、VOCALOID楽曲が大躍進


通信カラオケ「JOYSOUND」と「UGA」を運営するエクシングが、カラオケ年間ランキングを発表しました。

音楽CDが売れないという世相を反映してか、近年は上半期と下半期でカラオケの人気曲の入れ替わりが少なく、一部の定番曲をみんなが歌っているような状況が続いていますが、そんな中、「JOYSOUND」ではほぼ独占的に牙城を築いてきたVOCALOID楽曲の躍進が目立っています。

ランキングの詳細は以下から。
特集:注目特集!2010年JOYSOUND年間ランキング|JOYSOUND.com

JOYSOUNDの年間総合ランキング1位に輝いたのは、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニングテーマで、シングルが発売されたのは1995年10月25日というロングヒット曲です。


第2位にはGReeeeNの「キセキ」、第3位にはHilcrhymeの「春夏秋冬」が入りました。2009年のJOYSOUNDカラオケ年間ランキングでは1位がGReeeeNの「キセキ」、2位が「残酷な天使のテーゼ」だったので、ちょうど1位と2位が入れ替わる形となりました。「残酷な天使のテーゼ」は1995年、「キセキ」は2008年の楽曲と最新ヒットというわけではないので、この間に発売された数多くの“オリコンシングルランキング1位”の曲にはもうちょっと頑張って欲しいところです。

なお、第4位にminato(流星P) feat.初音ミク、巡音ルカの「magnet」、第6位にwowaka feat.初音ミクの「裏表ラバーズ」、第7位にsupercellの「メルト」、第8位にiroha(sasaki) feat.鏡音リンに「炉心融解」、第10位にsupercellの「ワールドイズマイン」と、5曲のVOCALOID楽曲がランクイン。JOYSOUNDでは約700曲のVOCALOID楽曲を配信して人気を博しており、その支持がランキングにも現れた形です。なお、2010年10月からはDAMでもVOCALOID楽曲の配信が本格開始となっており、今後の配信ラインナップによる人気の変動が気になります。

一方、UGAの年間総合ランキングでは、第1位になったのは木村カエラの「Butterfly」でした。昨年のランキングでは68位だった同曲ですが、カエラさんの結婚発表などもあり注目を浴びたようです。ちなみに、第2位は「キセキ」、第3位は「残酷な天使のテーゼ」で、この2曲はもはやカラオケの定番状態ですね。

話題という意味では、今年のアニメ界の話題を席捲した「けいおん!」の楽曲が入っていない(両ランキングでともに31位以下)のが意外。アニメ・特撮・・ゲームのランキングに絞っても10位までに入っていません。これは「けいおん!」楽曲を好むような人は映像の充実しているDAMやその他のカラオケに行っているということなのかもしれません。

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in メモ, Posted by logc_nt

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