そのままだとふかしイモ、トーストすると焼きイモになるローソン「まるでさつまいもパン」試食レビュー

ローソンから「まるでさつまいもパン」（税込135円）が発売されたので、さっそく買ってきて食べてみました。

見た目はさつまいもそっくりに仕上げているため、見る角度によっては本物のイモに見えてきます。そこで、そのまま食べる以外にも「焼き芋」にすべくトーストしたところ、本当に焼き芋っぽい見た目となり、味もかなりグレードアップしました。

詳細は以下から。「まるでさつまいもパン」発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ローソン

これが「まるでさつまいもパン」（税込135円）。パッケージには新聞紙をイメージしたプリントが施され、まるで焼きいもが置かれているかのように見える仕掛けになっています。

さつまいも生地がパン生地部分を包み込み、その中心部に角切りさつまいも入りの焼きいもあんが入っているという構造のようです。

1包装あたり314kcal

主に小麦粉とさつまいもでできています。

表面の質感はかなり本物のさつまいもに近く、ランダムに小さな穴が空いているなどの細工も施されています。

焼きいもあんが向かって左側に少し寄っています。紫色のさつまいも生地とパン生地をくっつけた状態で「の」の字に巻き込んで作っているのかも。食感はかなりしっとりとしていて、一番外側の紫色の層はやや糖分でべたつくので袋に入れたまま食べる方がいいです。真っ黄色の焼きいもあんはかなり甘みが強く、角切りダイスのさつまいもはあんと同化していて見つけることができませんでした。見た目は変わっていますが、味は「さつまいもを使ったあんパン」と思って間違いありません。

それでは次にトーストしてみます。

パンをトーストしている……はずなのですが、どう見ても焼きいもを作っているように見えてしまいます。

やたらとこんがりした焼き目がついていて、かなり焼きいもっぽい見た目になりました。

こちらも切ってみたのですが、皮部分は包丁を入れた途端パラパラと砕けてしまいます。そのまま食べた時にはしっとりしていた皮部分は、サクサクとしたメロンパンの皮のような食感に変化しました。香ばしく、さつまいもあんの甘みも加熱されたことでちょっと抑えられて、ちょうどいいバランスに。個人的にはこれはかなりヒット、ホットミルクと一緒に食べたい感じです。

上がそのままの状態、下がトーストしたもの。かなり見た目が変化し、本当に焼きいもにしたかのような雰囲気が漂うのがすごい。菓子パンなので出先で食べる人も多いかもしれませんが、個人的にはトーストした焼きいも状態の方が好みだったので、さつまいも好きならトーストした状態も一度試してみてもいいと思います。