チョコレートバーから寿司まで、何でもかんでもフライにして高カロリーにしてしまうカフェ
ニューヨークのブルックリンに、チーズバーガーであろうが寿司であろうが、何でもフライヤー(揚げ物調理器)に入れてカラッと揚げてしまうカフェがあるそうです。
イギリス人夫婦が経営する店で、ただでさえカロリーの高いチーズケーキなどもためらいなくフィッシュ・アンド・チップス用のフライヤーに入れて揚げていて、できあがったものはカロリーの権化ともいうべきものすごい見た目になっています。お客さんが希望するものならよっぽどのことがない限り揚げて提供するということで、連日多くの人が詰めかけているようです。
詳細は以下から。British-owned Brooklyn takeaway sells deep fried pretzels and cheeseburgers | Mail Online
巨大プレッツェル・フライを持ったIsla Harveyさん。この店で最もカロリーが高いメニューばかりに挑戦するという無謀な挑戦を行った際の写真です。
「食べ物の種類によりますが、揚げると食べ物のカロリーはおよそ2倍になります」という恐ろしいコメントをしたのは、カフェ「CHIP SHOP」のエリアマネージャーのSuzanneさん。パンのように吸水性のいい食品だと油脂分をたくさん吸うため、カロリーは高くなりやすいそうです。
これはダブルチーズバーガー・フライ。かなり強烈な見た目ですが、Islaさんによると「絶対まずいと思っていたけれど、これはおいしかった」とのこと。
揚げている様子もなかなか迫力があるニューヨーク・チーズケーキのフライは「めちゃくちゃ甘かったけれど、これもおいしい。上に乗っているスライスされたイチゴがいいアクセントになっていた」そうです。意外と揚げることでおいしさが増す食品は多いということでしょうか。
お客さんが持ち込んだ食べ物も揚げてくれるということで、持ち込みのパイナップル1つ丸ごとを揚げた実績もあるとか。また、前菜からデザートまで食事をすべて揚げてほしいというリクエストもあるそうです。
とはいえ、危険なので水分が多すぎる食品は揚げるのを断っているそうで、過去にはオレンジを揚げたところ爆発してしまったため、以後オレンジのフライは禁止事項となっているようです。また、完全にお断りというわけではないのですが、あっという間に油が傷んでダメになってしまうため、砂糖のコーティングがべっとりかかったケーキやマシュマロはなるべく揚げたくないとのこと。
スタッフが誕生日にチョコレートバーをフライヤーでこっそり揚げて食べていたものをメニューに加えたところ人気が出て、それがエスカレートしてここまでのフライ天国に変ぼうしてしまったそうです。今でもチョコレートバーのフライとケーキのフライが1番人気だそう。珍しい物好きの観光客のみならず、地元の人にも愛されているお店ではありますが、店員さんは9年勤めている間にちょっとポッチャリしてきてしまったとのこと。やはり揚げ物はほどほどにしておかないと、後が怖いことになりそうです……。
・関連記事
ドーナツバーガーや揚げバーガーなど、世界の変わり種ハンバーガーあれこれ - GIGAZINE
常軌を逸するレベルのカロリーを誇る「ベーコンチーズピザバーガー」 - GIGAZINE
2000キロカロリーもある超高カロリーシェイクが「アメリカで最も体に悪い飲み物」として話題に - GIGAZINE
写真で見る200キロカロリー分の食事量 - GIGAZINE
上手におやつとつきあう方法 - GIGAZINE
・関連コンテンツ