試食

ワングレード上のラー油が決め手、ロイホの「国産牛ロースステーキ」「トリプルグリル」試食レビュー


ロイヤルホストの期間・地域限定のメニュー、食べるラー油を添えて食べる「国産牛ロースステーキ」「トリプルグリル」を食べてみました。

北海道・新潟・東北・関東(九段下店を除く)での地域限定発売ということで関西では食べることができないため、東京都内のロイヤルホストまで足を運んできました。ラー油とステーキというのはかなり異色の組み合わせですが、おいしいモノ同士が組み合わさってよりおいしくなるという奇跡は起こるのでしょうか。


詳細は以下から。【期間・地域限定】食べるラー油でステーキ メニュー

ロイヤルホストに到着。かなりの空腹状態だったため、看板がまばゆく輝いて見えました。


メニューはこんな感じ。


「食べるラー油で国産牛ステーキ」


食べるラー油は税込157円でセットにすることができます。元祖食べるラー油ともいえる桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」と同じく、ライスにもマッチする味つけとなっているようです。


まず最初にラー油から席に運ばれてきました。


フライドガーリックやフライドオニオンは食べるラー油には必須の具材ですが、そのほかに刻んだ白ネギが入っているのが特徴的。生の白ネギの入ったラー油は初めて見ました。ちなみにこのラー油はどのメニューにもセット可能とのこと。


先に運ばれてきたライスにラー油を乗せてみました。一口食べて広がる風味に、桃屋のラー油を思い出すほど味がかなり似ています。フライドガーリックやフライドオニオンの歯ごたえもカリカリと小気味よく、桃屋のラー油を求めている人にとっては「この味だよ!」と言えるレベル。おそらく提供するごとに具と油を混ぜ合わせているために歯ごたえが残っているものと思われますが、この工夫はすごい。そこに白ネギの持つ甘みと辛みがフレッシュな風味をプラスしていて、大人向けの1段上のラー油となっているように感じました。


そうこうしているうちに、メインの料理が運ばれてきました。これは「国産牛ロースステーキ」(税込1921円)。ライスなど含まない状態でこのお値段なので、個人的にややビクビクしながら注文しました。


肉汁やガーリックバターが鉄板でジュウジュウと音を立てています。かなりの迫力。


付け合わせは「ポテトフライ」「オニオンリング」「北海道産ポテトコロッケ」の3種類から選べるのですが、今回は「北海道ポテトコロッケ」をチョイス


肉は結構厚みがあって食べ応え十分。まずはステーキ単体で食べてみたのですが、適度な歯ごたえを感じた次の瞬間、ジュワッと肉汁があふれてきて大変美味。これだけでご飯がモリモリ進む感じです。


ラー油を乗せてみたところ、案外違和感がなく、はじめからこういうメニューだったような見た目に。食べてみると、ラー油の持つ香りやコクが、肉の脂と嫌みなく合わさって、素晴らしいハーモニーを奏でます。ステーキにはもともとバター醤油の味つけがされているのですが、そこまでこってりした味ではないのでラー油によってボリュームがさらにプラスされる感じです。これはライスが足りなくなりそうな味。


続いて、ステーキ・ハンバーグ・フランクが一皿に盛られた「トリプルグリル」(税込1764円)を食べます。


ハンバーグにはお好みでソースをかけて。店員さんが目の前でソースをかけてくれると、ソースが熱々の鉄板でジュジュッと跳ね回ります。ウスターソースベースのソースと、やわらかなハンバーグは好相性。


ステーキにはあらかじめハンバーグとは異なるソースがかけられています。和風な味つけのソースと締まった肉がよく合います。フランクにはハーブのいい香りがついていて、さっぱりしていながらも肉汁たっぷりでジューシー。


まずステーキにラー油をかけます。もとのソースの風味が結構強いためか、「国産牛ロースステーキ」に比べるとラー油の威力がやや薄まってしまう印象を受けました。


カットしたハンバーグにもラー油をオン。何となく予想はしていたのですが、洋風なソースとラー油のごま油の風味が合体すると、お互いの良さを殺してしまう結果となっているように感じます。ソースのかかっていない部分にかけて食べてみると、やわらかく口の中ですぐにほどけるハンバーグに対してラー油の具のカリカリした歯ごたえがいいアクセントになっていました。ラー油で楽しむなら、ハンバーグのソースはかけずに挑むのがいいかもしれません。


フランクにもかけてみます。ラー油をかけると、フランクについているハーブの風味がキレイさっぱり消え去り、肉汁とラー油の風味だけをしっかりと感じます。悪くないのですが、もとのフランクの味が好みだったため、あえてラー油をかけなくてもいいかなと思ってしまいました。


2つのメニューを比べてみると、ラー油との相性で言えば「国産牛ロースステーキ」に軍配があがりますが、どちらも単体メニューとしてはかなり完成度が高いと思います。ラー油自体もとても作り込まれていて美味で、ロイホたんが「単にライスに合わせていただいても」と言っているほどの自信作であるのも納得の出来なので、限定メニュー提供地域の人は一度トライしてみてもいいかもしれません。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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