ラー油ジャンキー大満足のモスバーガー「テリー伊藤のざくざくラー油バーガー」試食レビュー
今年はじめから、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」をきっかけに起きているラー油ブームがついにハンバーガー業界にまで及び、モスバーガーが「テリー伊藤のざくざくラー油バーガー」という新商品を出していたので、さっそくお店で食べてきました。
これは情報番組「スッキリ!!」とのコラボ商品で、番組の司会であるテリー伊藤氏は昨年のこの時期にもモスバーガーとタッグを組んで「辛テリーヤキバーガー」というおもしろ商品を繰り出してきているのですが、果たして今回のラー油を使ったハンバーガーの出来栄えとその辛さはどれほどのものなのでしょうか。
詳細は以下から。MOS BURGER|メニュー | ハンバーガー | テリー伊藤のざくざくラー油バーガー
MOS BURGER|メニュー | ハンバーガー | テリー伊藤のざくざくラー油チーズバーガー
MOS BURGER|お楽しみ|スッキリ!!とコラボ第2弾! 新商品開発への道
モスバーガーに到着。
ど派手なポスターが店頭に掲示されていました。
店内にも、赤が基調でいかにも辛そうなイメージのポスターが。
実はこのポスター、サイズは小さめ。もっと派手な感じでポスターがはられているかと思いきや、結構こぢんまりとしていました。
待つこと数分、ハンバーガーが運ばれてきました。
ラー油バーガー2種にはオリジナルのシールがついてきます。キャラクターのモデルはもちろんテリー伊藤氏。
「テリー伊藤のざくざくラー油バーガー」はラー油の分量が半端ではありません。ラー油の近くからあふれだしているソースはトマトサルサで、世界一辛い唐辛子であるジョロキアや島ラー油、酢漬けのハラペーニョなど唐辛子もりだくさんで作りあげたものだということ。
まさに食べるラー油といった感じで、具がごろごろと入っています。フライドガーリックやフライドオニオンのほかに、歯ごたえをよくするためにおせんべいを加えるなど、かなりの改良が加えられているとか。
厚めにカットされたトマトが一枚どどんと乗っているところにモスバーガーらしさを感じます。
ラー油の乗っている部分と玉ネギやマヨネーズが乗っている部分がキレイに二分されています。
下側のバンズにはじっとりとラー油が染みこんでいる部分があり、真っ赤に染まってしまっています。
一口食べてみたところ、しっかりとしたラー油の歯ごたえが。辛みはさほど強くありません。商品名通りざくざくと音がするほど具のクリスプ感は強いです。ただ、おせんべいによって歯ごたえが強化されている分、市販されている食べるラー油よりもオニオンやガーリックの風味が減っているような気はしました。しかしながら、食べるラー油といえば「そうそう、この味」といった感じがして、ラー油ジャンキーを満足させることのできる仕上がりになっていると思います。
ラー油自体の辛さは大したことがないのですが、トマトサルサソースはかなりピリピリする辛さで、具のトマトやパティなどは特に辛さを和らげてくれるものではなかったので、辛いものが苦手な人にはかなりきついかもしれません。バーガー全体として見ると味のバランスはよく、ラー油は冷たいままバーガーに挟まれるためアツアツのバーガーというわけでもなく、夏にピッタリな食べ物に仕上がっていました。
続いて、「テリー伊藤のざくざくラー油チーズバーガー」は、チーズがプラスされたせいなのか少しラー油の量が控えめのようにも見えます。
こちらもトマトがどっかり乗っています。
チーズの上に真っ赤なラー油がどっさりと。
チーズバーガーの方もやっぱり下のバンズはラー油でべっとり。
とろけるチーズがまろやかそう。実際、チーズはピリ辛具合を和らげてくれていて、ノーマルの「テリー伊藤のざくざくラー油バーガー」を食べた時には「辛い!辛い!」と叫んでいた辛いものが苦手な編集部員も、こちらはまだいけるともりもり食べていました。ただ、チーズがあるためにラー油の香ばしさは弱まってしまうので、ラー油を食べたくて来店した場合はノーマルのものを、辛いものが苦手な人はチーズバーガーをチョイスするのがいいかもしれません。
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