ソニーがAndroidタブレットを発売する見込み、ゲーム機や携帯電話などを組み合わせた複数の新製品も
ソニーが、AppleのiPadのようなタブレット端末に加えて、ゲーム機や携帯電話、音楽プレーヤーを組み合わせた複数の新製品を発売する見込みであることが明らかになりました。
KDDIや朝日新聞社などと提携して国内最大級の電子書籍配信プラットフォームの構築に乗り出したほか、IntelやGoogleと提携してインターネット上のあらゆる動画やFlashコンテンツなどを楽しめる「Google TVプラットフォーム」をベースにしたテレビを今年の秋に発売する予定であるなど、興味深い動きを見せていますが、いったいどのようなモデルとなるのでしょうか。
詳細は以下から。
asahi.com(朝日新聞社):ソニー新情報端末発売へ 対iPad、携帯・ゲーム機能 - ビジネス・経済
朝日新聞社の報道によると、ソニーは今年度中に携帯電話やゲーム機などの機能を持つ新型情報端末を、日本を含む世界各地で発売する方向で検討しているそうです。
発売されるのはソニーが手がける携帯ゲーム機「PSP」やスマートフォン「Xperia」、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」などの機能を地域のニーズに応じて組み合わせた小型端末になる見通しで、iPad対抗モデルとなるタブレットの登場も予定されているとのこと。
基本ソフトには「Xperia」や「Google TV」などに採用されているGoogleの携帯電話向けOS「Android」が採用される方針で、新端末向けに来年から日本でもコンテンツ配信サービスが開始されるとしています。
ソニーが「ウォークマン」にAndroidを採用する予定であることは昨年6月に日刊工業新聞社が報じており、今年2月にはソニー・エリクソンCEO(最高経営責任者)のBert Nordberg氏がPSPと携帯電話を合体させた「PSPケータイ」を開発していることを認めていましたが、発売される端末はいったいどのようなものになるのでしょうか。
今年に入ってから電子機器の小型化や低コスト化につながる「機器内高速ワイヤレス伝送技術」や携帯電話やゲーム機などで利用できる超薄型で高耐久の新型タッチパネル、ペンに巻けるほど柔軟性の高い超極薄有機ELディスプレイを立て続けに発表している同社だけに、これらの技術が新製品に生かされるのかどうかが気になるところです。
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