どうしてマイクロソフトの「Office」はそんなにも高いのか、Bingに聞いてみた
4月22日にマイクロソフトが「Office 2010」の発売日と価格を発表しましたが、家庭でも仕事でもフル活用したいユーザー向けの最上位エディションとなる「Office Professional 2010」の通常版は5万9800円、家庭向けの「Office Personal 2010」の通常版は2万9800円と、お世辞にも手ごろとは言いづらい価格となっています。
そこでどうしてマイクロソフトのOfficeがそんなに高価であるのかを同社が運営する検索エンジン「Bing」とGoogleで検索して比較してみたという、なかなか興味深い画像が公開されていました。
詳細は以下から。
Is Bing Censoring Questions About Microsoft? ? Chicago Style SEO
この記事によると、「Why is Microsoft word so expensive?(どうしてマイクロソフトのオフィスソフト「Word」はそんなに高価なのか?)」という文章をGoogleとマイクロソフトの検索エンジン「Bing」で検索した結果を比較したところ、全く異なる結果となったそうです。
これがその画像。GoogleとBingで検索結果が異なっています。
Why is Microsoft Office so expensive?
Googleで検索したところ。「どうしてOfficeが高価なのか」ということを解説したページが検索結果のトップに。
Bingで検索するとトップには「どうしてマンハッタンが高価なのか」という結果が表示され、2番目は「どうしてワードアート(Word Art)がWord 2007と Excel 2007でこんなに異なるのか」という結果が表示されています。
ちなみに編集部で「Why is Microsoft Office so expensive?(どうしてマイクロソフトのOfficeはそんなに高価なのか?)」という文章を検索してみたところ、やはり異なる結果となりました。
Googleで検索したところ。トップの3件すべてが検索した内容をそのまま反映する結果に。
Bingで検索したところ。トップはOfficeの公式ページ、2番目はWikipediaのOfficeの項目、そして3番目でようやく検索した内容に該当するページがヒットしています。
検索エンジンのアルゴリズムの問題もあると思われますが、内容が内容であるだけに、この検索結果の違いは非常に面白いといえるのではないでしょうか。
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