セグウェイを使ったスナイパー訓練用のリアルなターゲット

訓練はできるだけ現実に近いシチュエーション、できれば人間同士で行うのが望ましいわけですが、射撃訓練は安全性の問題があるためなかなか難しいものがあります。そんな問題を解消し、よりリアルな訓練を行うために、セグウェイを利用した訓練用ターゲットが開発されました。
詳細は以下。
Marathon Robotics
この訓練用ターゲットは、マラソン・ロボティックス社がオーストラリア国防省と共同で開発したもの。
YouTube - Segway Rover Live-Firing Range Robots
オーストラリア西部にある特殊部隊の訓練施設で、ターゲットのテストが行われています。

これが訓練用ターゲット「Rover」システム。

このような模擬市街戦エリアを走り回らせて訓練に利用します。

背丈はほぼ普通の人間と同じ。

移動速度もほぼ人間並み。移動するときは少し前傾姿勢になる点も実際の動きと同じです。

非常に小回りが効くため、建物を出入りするなどの難しい動きでスナイパーを混乱させることができます。

レールの上を移動するターゲットと違い、その動きは射手にはほぼ予測不可能でリアルな訓練が可能です。

操作は半自動化されており、1人で複数のターゲットを操作することが可能。

シナリオプログラムを書き換えることで、色々な状況の訓練が可能です。

また、ターゲット自体もある程度自分で周りの状況を判断して動くことができるため、複雑なプログラミングは必要ありません。車体部分にはレーザースキャナーを装備しているため、ターゲットどうしが互いに衝突するということありません。

プログラムにはない障害物が現れても、このように避けて動けます。また暗い場所でも移動することができるため、夜間訓練も可能。

情報は無線LANでやりとりします。

ちなみに、1つのターゲットが撃たれると……。

他のターゲットは走り回って物陰に隠れようとします。将来的には「捕虜役とテロリスト役に分かれる」などよりリアルなプログラミングが可能になるとのことです。

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