販売価格1万円程度も視野に、安価なBlu-rayプレーヤーが登場へ


地上デジタル放送への移行に伴うハイビジョンテレビの普及などによって、Blu-rayのシェアが着々と伸びていますが、旧世代のメディアとなるDVDと比較して対応プレーヤーがまだまだ高価でありました。

しかしようやくBlu-rayプレーヤーの価格が1万円程度にまで値下がりする可能性が出てきたようです。

詳細は以下から。
Forworld ships sub-US$100 Blu-ray Disc players to Europe vendors

この記事によると、台湾メーカーのForworld Electronicsがヨーロッパのメーカーに対して、安価なBlu-rayプレーヤーをOEM(相手先ブランドによる生産)供給することが明らかになったそうです。

気になる供給価格ですが、通常のOEM生産の場合は1台あたり110ドル~150ドル(約1万100円~約1万3800円)であるのに対して、100ドル(約9200円)未満になるとのこと。


あくまでもヨーロッパのメーカーに対する供給価格であるため、販売される時にどれだけ上乗せされるのかは分かりませんが、そもそも100ドル未満で納入しても赤字にならないということは、このまま製造価格の値下がりが続けば、1万円程度で販売されるBlu-rayプレーヤーの登場もそう遠くないということのようです。

ちなみに2009年11月に台湾で行われたBlu-rayディスクに関するフォーラムでは、2012年にはBlu-rayプレーヤーが77ドル(約7100円)程度に値下がりすると予測されています。

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in Posted by darkhorse_log

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