PS3本体価格の値下げ効果、Blu-rayの普及に期待感が高まる
8月19日未明にドイツで行われたヨーロッパ最大となるゲーム業界の見本市「GamesCom」において、ソニーが従来よりも薄型で3万円を切る低価格を実現した新型PS3を発表しましたが、本体価格の値下げを受けてBlu-rayの普及に期待感が高まっていることが明らかになりました。
すでにEAやUbisoftといった海外の大手ゲーム会社からPS3の値下げに対して歓迎の声が寄せられていますが、やはり本体価格の値下げ効果は大きいようです。
詳細は以下から。
PS3 price drop may boost Blu-ray Disc demand, says Taiwan disc makers
この記事によると、ソニーがPS3の本体価格を海外で399ドル(約3万7500円)から299ドル(約2万8100円)に値下げしたことを受けて、Blu-rayディスクの生産を手がけている台湾メーカーがBlu-rayの普及に期待を寄せているそうです。
これはPS3がBlu-rayディスクの再生をサポートしているためで、世界的な需要拡大が見込めるかもしれないとされています。
次世代光ディスクとして「HD DVD」を推進していた東芝がBlu-ray事業に参入したほか、三菱電機が世界で初めてBlu-rayレコーダーとHDDレコーダーの両方を搭載した液晶テレビを発売するなど、本格的な事業展開に乗り出すメーカーが増えている印象のあるBlu-rayですが、はたしてどれだけ普及するのでしょうか。
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