Blu-rayの40倍以上の大容量、日立や三菱化学が次世代光ディスクを開発へ
アメリカのGEが4月にDVDと同じサイズのディスクにBlu-rayの20倍にあたる500GBのデータを記録できるマイクロホログラフィック・ストレージ材料の実験に成功したそうですが、日立や三菱化学などがそれをさらに上回る「次世代光ディスク」の開発に乗り出したことが明らかになりました。
どうやらBlu-rayの40倍以上の大容量を実現するようです。
詳細は以下から。
ブルーレイの25倍!次世代ディスク開発へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
読売新聞社の報道によると、日立製作所や三菱化学が「次世代光ディスク」の開発に乗り出したそうです。
新たに開発される次世代光ディスクはディスクの表面だけでなく全体にデータを記録する「ホログラム技術」を応用するため、1層のBlu-rayディスクの記録容量が25GB(2層の場合は50GB)であるのに対して、およそ40倍以上にあたる1TB(約1000GB)を上回る記録容量を実現するとのこと。
共同開発には日立や三菱化学の各グループ会社のほかに東京理科大なども加わるとされており、7月末に税制面での優遇が受けられる「技術研究組合」を共同で設立した上で、今後約3年間で計100億円を投資するとされています。
ちなみに気になる実用化の時期ですが、2012年を目指しているそうです。
なお、8月3日16:15現在、三菱化学や日立製作所からの正式発表は行われていません。
2008 | ニュースリリース | ニュース・メディア | 三菱化学株式会社
ニュースリリース総合:日立
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