講談社、都市情報誌「TOKYO1週間」と「KANSAI1週間」を休刊へ
それぞれの都市にまつわるグルメ情報や行楽情報、ショッピング情報などを掲載していることで有名な講談社の都市情報誌「TOKYO1週間」と「KANSAI1週間」が休刊することが明らかになりました。
いずれも創刊から10年以上が経過している雑誌でしたが、フリーペーパーやインターネットの台頭に対抗しきれなかったようです。
詳細は以下から。
「TOKYO1週間」6月で休刊…関西版も : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
時事ドットコム:「TOKYO1週間」など休刊=講談社
「TOKYO1週間」「KANSAI1週間」休刊、講談社 ネットなどで逆風 - MSN産経ニュース
読売新聞社や時事通信社、産経新聞社の報道によると、講談社は隔週で発売している「TOKYO1週間」と「KANSAI1週間」を6月8日発売号で休刊するそうです。
1997年11月に創刊された「TOKYO1週間」は33万部、1999年3月に創刊された「KANSAI1週間」は35万部と、いずれも創刊時は30万部を超える発行部数となっていましたが、現在はそれぞれ約8万部程度に落ち込んでいたとのこと。
休刊となった背景ですが、講談社の広報室はインターネットをはじめとしたメディア環境の激変と、読者のライフスタイルの変化を挙げています。
なお、TOKYO1週間の公式Twitterでもこの件について触れられており、編集部で総力を挙げて最後まで隠し玉満載でお届けするとしています。
Twitter / TOKYO★1週間: あと5号です。編集部総力を挙げて作り上げていくので、 ...
「TOKYO1週間」と「KANSAI1週間」の公式サイトは以下から。
web★1週間
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