ついに休刊、「月刊電撃コミックガオ!」THEファイナル、怒濤の最終回ラッシュを楽しむ
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メディアワークスは「電撃」の名を冠してゲーム雑誌やコミック雑誌などを多数出版していますが、その中で1992年12月から発売されていたマンガ雑誌「月刊電撃コミック ガオ!」が2008年2月27日発売の4月号をもって15年間余の歴史に幕を閉じることになりました。編集部に掲載されていた作品のファンが少なからずいたので、別れを惜しんで最後のガオ!を買ってきました。
ちなみに、日本雑誌協会のデータによるとガオ!の発行部数は8万部だそうです。
詳細は以下から。
月刊電撃コミック ガオ!
メディアワークスは角川書店のお家騒動を受けて設立された会社で、最初に創刊されたのが「電撃王」「電撃スーパーファミコン」「電撃PCエンジン」「電撃メガドライブ」、そして「月刊電撃コミックガオ!」の5つでした。ガオ!以外の4誌は、電撃メガドライブが6号で休刊、電撃スーパーファミコンは何度も改名して現在はデンゲキニンテンドーDSの名で刊行中、電撃PCエンジンは電撃G's Magazineとなってギャルゲー情報を扱い、電撃王は一度休刊するも不定期刊として復活しており、メディアワークスの中でも特に歴史ある雑誌の一つが消えることになりました。
これまでに掲載されていた代表的な作品は
・臣士れい(原作:あかほりさとる)「爆れつハンター」
・迎夏生(原作:深沢美潮)「フォーチュン・クエスト」
・矢上裕「エルフを狩るモノたち」
・真鍋譲治「銀河戦国群雄伝ライ」
・吉富昭仁「EAT-MAN」
・夢来鳥ねむ「HAUNTEDじゃんくしょん」
・相川有「DARK EDGE」
など。電撃文庫の小説を漫画化したものも多く掲載され、アニメ化されるなどのメディアミックスを遂げた作品も数多くありました。
ということで最終号。背表紙部分に「ガオ!THEファイナル!!」の文字。
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連載されていた作品も今号が最後であることから、何らかの形で幕を引いています。事前から大団円に向けてまとめていたのは「いぬかみっ!」など。ちゃんと終わったのかはわかりません。
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「ほのかLv.アップ!」
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「でぃ・えっち・えぃ」
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「エアリセ」
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コミックスで結末を迎える作品も。「わたしたちの田村くん」
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「ななついろ★ドロップスPure!!」
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「月面兎兵器ミーナ」
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「逆送少女-終わらない夏休み-」。巻末コメントに書かれていますが、原案の大塚英志氏は編集部まで含めてもガオ!の始まりと終わりに立ち会った唯一の人物だそうです。
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前後を読んでいないとまるで壮絶な打ち切りを食らったかのような作品も。「KNIGHTS」
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「バッカーノ! 1931 The Grand Punk Railroad」
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「百目の騎士」
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普段通りに終わっていくマンガもありました。「はやくおうちにかえり隊!」
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特別読み切りも1本。「桜ノ魔法」
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そして、約1年間休載していた「半分の月がのぼる空」は連載中止。
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なお、下の「我が家のお稲荷さま。」ほか7作品が電撃大王に移籍して継続されることになっています。
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「天元突破グレンラガン」
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「ef - a fairy tale of the two.」
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「ケメコデラックス!」
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「Venus Versus Virus」。今号では掲載のなかった「アリソン」と特別編が1ページだけ掲載された「とらドラ!」も移籍です。
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本誌ラストにはガオ!が歩んできた5541日の軌跡が掲載されていますが、なかなかのボリュームで読み応えがあります。定期的に購読していた雑誌ではありませんが、なくなると寂しいですね。
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