米スターバックスがカスタマイズする際の価格を値上げへ、日本への影響は?

by JootJoot

世界最大のコーヒー店チェーン「スターバックス」が日本に初めて進出したのは1996年、そして2006年11月に初の値上げを実行し、さらに2008年7月にも値上げを行ったわけですが、本家米国のスターバックスが現地時間の1月20日に発表したところによると、ついに2009年10-12月期決算で純利益が前年同期の3.8倍となり、実に2007年7-9月期以来のプラス転換で2億4150万ドル(約220億円)を達成したそうです。

ところが、飲み物のカスタマイズが細かくできるのが特徴のひとつであるにもかかわらず、本家米国のスターバックスはそのカスタマイズする際の料金をさらに値上げするとのこと。そのうち日本にもこの値上げは波及してくるのでしょうか?

詳細は以下から。
Starbucks raises prices of complex orders - Food Inc.- msnbc.com

Starbucks Raises Prices on Most Drinks

Picky Customers Now Pay More At Starbucks | yumGLOSS :: Food. Recipes. Entertaining.

Starbucks ups price for complicated drink orders | kgw.com | Home

先週発表された新メニュープランによると、アメリカとカナダのスターバックスで全体の33%が値上げすることになっており、しかしながら逆に一部メニューは値下がりもするとのこと。


例えば、単純にコーヒーのみを注文する場合は10セント(約9円)値下げし、エスプレッソ ショットは55セントから70セント(約50円から約63円)に値上げ、ラテにシロップ・ソースを加えるのは以前より33%値上げされて40セント(約36円)になるそうです。

この価格変更が実際にどのような影響を与えるかというと、トリプル・グランデ・ソイバニララテを注文すると、これまでは5.55ドル(約506円)だったものが6.25ドル(約570円)になってしまうそうです。

ちなみに以下の画像2009年8月に米スターバックスが値上げした際の価格一覧表。店員向けのものとなっており、「客には見せるな」「8月20日から実施」「いくつかの価格は下がるが、いくつかは前と同じ価格、そしていくつかは値上がりする」と書かれています。


そもそも今回の値上げについて米スターバックスのスポークスマンは「これは私たちのビジネスと提供する価値との間のバランスを取る包括的アプローチの一部である」としており、もしかすると日本のスターバックスも何かのきっかけで同じような戦略を採用するかもしれません。

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in , Posted by darkhorse

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