おばあちゃんの乗った自転車が交差点左側からやってきたとき、消防車はどうするか
「停車しているバスのそばを車で走るときは、もしかしたらバスから降りた乗客が死角から現れるかもしれないのでちょっと離れて走る」や、「前を走っている大型バイクを追い抜きたいが、バイクの前にはゆっくり走行する原付がいるのでバイクが道路中央に出てくるかもしれない、もうちょっと様子を見よう」と考えるのが危険予測(危険予知)。運転しているときに交通事故に遭わないため、教習所でみっちりと叩き込まれるやつです。
今回の問題は「あなたは大きな消防車を運転しています。信号のない交差点にさしかかったとき、左側から自転車に乗ったおばあちゃんが近づいてくるのが見えました。どのように対処しますか」というもの。日本では、緊急自動車(消防車や救急車など)がサイレンを鳴らし赤色灯を点滅させて走っているとき(緊急走行時)、一般車両はその走行を妨げないようにする必要があり、交差点付近では交差点を避けての一時停止が義務づけられています。しかし、緊急走行時以外は一般車両と同じ扱いになります。
さて、実際には消防車の運転手はどうしたのでしょうか。
場所はオランダ、アムステルダム南東にあるアメルスフォールトという町です。
大きな地図で見る
走っていく消防車、Googleストリートビューカーはその後ろをついていきます。
大きな地図で見る
信号のない交差点に出て、左から自転車に乗ったおばあちゃんが現れました。消防車はどうするのか……。
大きな地図で見る
正解は「気にせず直進する」でした。
大きな地図で見る
おばあちゃんは自転車ごと転倒してしまったようです。
大きな地図で見る
振り返ってみると、自転車を押したおばあちゃんが交差点に立っていますが、どうも別人っぽい。
大きな地図で見る
あのおばあちゃんは大丈夫だったのでしょうか。
・関連記事
「Googleマップ ストリートビュー」撮影車が事故、空に向かう道を指し示す - GIGAZINE
「Googleマップ ストリートビュー」でストリートビュー撮影中の車が鹿をはねる事故の一部始終 - GIGAZINE
Googleマップストリートビューの悪質な二次利用については訴訟も、さらに今どこを撮影しているかをネットで告知 - GIGAZINE
映画で見られる、突然交通事故に巻き込まれるシーン9つ - GIGAZINE
日本のGoogleストリートビューが高さを40センチ下げて全部再撮影へ、画像公開停止要請専用ダイヤルも開設 - GIGAZINE
Googleがストリートビューや検索機能をフル活用したスマートフォン向けナビアプリ「Google Maps Navigation」を提供開始 - GIGAZINE
・関連コンテンツ