iPhoneキラーの真打ちか、世界初の「Android2.0」を採用した高性能スマートフォン「Droid」が登場
Googleの携帯電話向けOS「Android」の最新バージョンとなる「Android2.0」を採用した世界初のスマートフォン「Droid」がお目見えしました。
初めて音声案内に対応した「Google Maps」や「YouTube」の高画質版、アプリケーションを購入できる「Android Market」といったGoogleの各種サービスに対応しているほか、Flashに対応したWEBブラウザ、高画質カメラや大画面タッチパネル、QWERTYキーボードなどを兼ね備えた非常に高性能なモデルとなっています。
詳細は以下から。
Motorola Media Center - Press Releases - Hello Humans: DROID by Motorola Arrives Next Week
このリリースによると、Motorolaは11月6日に世界で初めてGoogleの携帯電話向けOS「Android」の最新版となる「Android2.0」を採用したスマートフォン「Droid」をアメリカ最大手の携帯電話会社Verizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス)を通じて発売するそうです。
「Droid」は3.7インチのフルワイドVGA(480×854)タッチパネルやデュアルLEDフラッシュ対応の500万画素オートフォーカスカメラ、16GBメモリ、GPS、無線LAN(IEEE802.11 b/g)、Bluetooth2.1+EDR、3軸モーションセンサー、Flash Player10に対応したWEBブラウザなどを搭載しており、720×480のH.264動画の撮影および再生などにも対応。
これが「Droid」です。
開いたところ。QWERTYキーボードを兼ね備えているため「タッチパネルだけだと文字入力が不便」と感じている人には便利かもしれません。
また、音声案内に対応した「Google Maps」や高画質版の「YouTube」、電子メールサービス「Gmail」、オンラインアプリケーションストア「Android Market」をはじめとして「Google Talk」や「Google Calendar」といったGoogleの各種サービスに対応しており、「Amazon MP3 Store」で音楽を購入することも可能。なお、本体価格は2年契約で199ドル(約1万8000円)となっています。
ちなみにVerizon Wirelessは第3世代携帯電話の通信方式としてCDMA2000 1xを採用しており、「Droid」も同方式をサポートしていますが、同じ通信方式を採用しているKDDIがau端末として国内発売する可能性は無いのでしょうか。スマートフォンの本格導入に対して慎重姿勢を示しているKDDIであるだけに、今後の動向が気になります。
「Droid」の詳細なスペックは以下から。
Motorola Media Center - Fact Sheets - DROID by Motorola Fact Sheet
・関連記事
ソニーがいよいよ「Android」を採用した初の高性能スマートフォン「Rachael」を正式発表へ - GIGAZINE
ついにスマートフォンラッシュ到来、年内に30機種以上が一気に発売へ - GIGAZINE
ThinkPadのLenovoがiPhoneライクなスマートフォン「O1」を発売へ、Androidベースの独自OSなどを採用 - GIGAZINE
ついにウィルコムが新型スマートフォンを発売へ、最新OSを採用 - GIGAZINE
・関連コンテンツ