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iPhone 4キラーの「DROID X」が満を持して登場、Androidスマートフォンの普及速度は飛躍的に向上中


昨年10月に当時の最新版となる「Android 2.0」を世界で初めて採用した、iPhoneキラーと名高い高性能スマートフォン「DROID」が発表されましたが、iPhone 4の発売日となる本日、最新モデルとして「DROID X」が正式発表されました。

「DROID X」はスマートフォンの無線LANルータ化や、今まで以上に高速な動作を実現した最新バージョンとなる「Android 2.2」に対応しており、FLASHコンテンツの再生はもちろん、ハイビジョン動画などの撮影などをサポートしたハイエンドモデルとなっています。

また、先月行われた「Android 2.2」の発表会において、1日あたりのアクティベート数が10万台であったとされていたAndroidスマートフォンですが、わずか1ヶ月でアクティベート数がさらに飛躍的に伸びているとのこと。

詳細は以下から。
Motorola Media Center - Press Releases - July 2010: DROID X By Motorola Lands On The Nation's Largest & Most Reliable 3G Network

Motorolaのプレスリリースによると、同社はAndroidスマートフォン「DROID X」をアメリカ最大手の携帯電話会社Verizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス)を通じて7月15日に発売するそうです。


「DROID X」は1GHzのプロセッサや4.3インチのフルワイドVGA(480×854)タッチパネル、デュアルLEDフラッシュ搭載の800万画素オートフォーカスカメラ、8GBメモリおよび16GBのmicroSDカード、GPS、無線LAN(IEEE802.11 n)、Bluetooth2.1+EDR、3軸モーションセンサー、Flash Player10に対応したWEBブラウザなどを備えており、720pのH.264形式動画の撮影および再生などにも対応。

出荷時に採用されているOSは「Android 2.1」ですが、「DROID X」は晩夏に提供される「Android 2.2」へのアップデートに対応しており、同時期に「DROID」などもアップデートできるようになるとのこと。2年契約時の販売価格は199ドル(約1万7900円)で、対応する通信方式は日本のKDDIと同じCDMA2000となっています。

これが「DROID X」です。


背面


右側面。シャッターボタンや音量スイッチがあります。


左側面にはmicroUSB端子やハイビジョンテレビと接続できるHDMI端子を搭載。ネットワーク経由でHD動画を再生できるDLNAもサポートしています。


なお、5月時点で1日あたりのアクティベート数が10万台であったとされていたAndroidスマートフォンですが、1ヶ月が経過した現在の1日あたりのアクティベート数は16万台であるとされており、アプリケーション配信サービス「Android Market」へのアプリケーション登録数も6万5000に達するそうです。

4月に行われたiPhone OS 4(iOS4)の発表会において、Appleは5000万台のiPhoneを販売したとしていましたが、現在の「1日16万台」のペースが仮に1年続いた場合、Androidスマートフォンの販売台数は5840万台に達することを考えると、そう遠くない日にトータルの販売台数でAndroidスマートフォンがiPhoneを抜く日は訪れるのかもしれません。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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