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「男性専用車両」の設置を求めた株主提案が否決される


相次ぐ痴漢の冤罪事件を受けて、痴漢冤罪を防止するために鉄道会社の株主が「男性専用車両」の設置を正式に要望したことを先日GIGAZINEでお伝えしましたが、株主総会で否決されたことが明らかになりました。

やはり実現の壁は厚かったようです。

詳細は以下から。
「男性専用車両」の設置は否決 西武HD  - MSN産経ニュース

産経新聞社の報道によると、6月24日に埼玉県所沢市で開かれた西武ホールディングスの株主総会において、株主提案として出されていた痴漢冤を防ぐために「男性専用車両」の設置を求める議案が、筆頭株主の米投資ファンドなどの賛同が得られずに否決されたそうです。


また、株主から乗客の男女比についての質問は出たものの、男性専用車両そのものについての質問はなかったとのこと。

すでに西武ホールディングスの取締役会は西武鉄道において女性専用車両をすでに導入していることや、マナー向上のためにポスターを掲出するといった犯罪防止のための各種活動を実施していることを挙げて、男性専用車両について「利用者からの要望が少ない現状においては実施すべきとの判断には至っていない」という反対意見を表明していましたが、女性専用車両を導入することやマナー向上のポスターを掲出することだけで本当に痴漢冤罪を防ぐことはできるのでしょうか。

たとえ無実であったとしても、一度痴漢の疑いをかけられただけで人生に大きな影響が及んでしまうことを考えると、何らかの対策が検討されることが望まれます。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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