モバイル

パナソニック、KDDIの2009年au夏モデルに端末を供給中止


NTTドコモソフトバンクモバイルが2009年夏モデルを発表したことから、近いうちにKDDIも2009年夏モデルのau端末を発表するとみられていますが、パナソニックが端末の供給を中止することが明らかになりました。

詳細は以下の通り。
asahi.com(朝日新聞社):パナソニックモバイル、KDDIへの夏商戦向け携帯電話端末の供給中止 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル

日刊工業新聞社の報道によると、パナソニックの携帯電話部門であるパナソニックモバイルがKDDI対して2009年夏商戦向けのau携帯電話端末を供給しないことを明らかにしたそうです。


これは同じ通信規格を採用しているNTTドコモやソフトバンクモバイルに対して、KDDIの採用する通信規格は独自性が強いため、端末メーカーにとって開発費用が別途必要になり、高付加価値の製品を提案するのが難しくなっている背景があるためで、夏商戦向けの端末を提案したものの採用は見送りになったとのこと。

なお、秋冬商戦に向けての提案活動は続ける方針であるほか、先日NTTドコモが日本で初めて対応端末を発売することを発表したGoogleの携帯電話OS「Android」を採用した携帯電話端末の開発を行っているとしています。

ちなみにパナソニックモバイルのau向け端末のソフトウェアは長らくカシオ日立モバイルコミュニケーションズからのOEM供給を受けており、今年2月に発売された「P001」からソフトウェア、ハードウェアともに自社開発を行っていますが、通信方式の違いによる開発費の高騰に加えて、携帯電話端末市場の縮小なども今回の供給中止に影響したのでしょうか。今度の動向が気になります。

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in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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