ソフトバンクモバイル、ユーザーの約80%に影響した大規模ネットワーク障害の原因を発表
ソフトバンクモバイルが2009年4月19日(日)9時9分から15時58分にかけての6時間以上にわたって発生した大規模なネットワーク障害について、原因を正式に発表しました。
影響した件数は最大約1576万契約となっており、ソフトバンクモバイルユーザーの約8割に影響したネットワーク障害ですが、はたして原因は何だったのでしょうか。なお、ソフトバンクモバイルは過去に重大な通信障害事故を繰り返したとして総務省から指導を受けています。
詳細は以下の通り。
4月19日に発生したパケット通信サービス障害について | ソフトバンクモバイル株式会社
このリリースによると、2009年4月19日(日)9時9分~15時58分にかけて、ソフトバンクモバイルで大規模なネットワーク障害が発生したそうです。原因は「ネットワーク設備の不具合」で、今後も引き続き原因を追究し、全社を挙げて再発防止に取り組むとのこと。
なお、このネットワーク障害によって9時9分~12時59分にかけて、北海道・東北・関東・甲信越・東海地域の第三世代携帯電話サービスを利用するユーザーが「Yahoo!ケータイ」「S!メール」を利用できない状態になったほか、9時9分~15時58分にかけて「S!メール」の受信が遅延する事態が発生したそうです。
影響を受けた件数は最大1576万契約となっており、ソフトバンクモバイルの3月末時点の契約者数約2063万のおよそ76.4%を占める結果となっています。
ちなみにソフトバンクモバイルは昨年5月に重大な通信障害事故が度重なったとして総務省から指導を受けていますが、「重大な事故」の該当要件は以下の2つとなっているため、今回の通信障害も当てはまるようです。
1.サービスの提供停止、または品質の低下の影響を受けた利用者の数が3万人以上
2.サービスの提供停止、または品質の低下の時間が2時間以上のもの
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