大阪ミナミの道頓堀にある「道頓堀極楽商店街」が閉店、「くいだおれ」に続いて

今年の7月に大阪ミナミ、道頓堀の看板的存在だった「くいだおれ人形」で有名な「大阪名物くいだおれ」が閉店しましたが、今度はその近くにあるテーマパーク「道頓堀極楽（極樂）商店街」が閉店することが明らかになりました。

大正末から昭和初期の大阪の街並みを忠実に再現しているほか、日本一巨大なパフェ「富士山」などを販売する「喫茶コロンビア」など、個性的なテナントが入居していた「道頓堀極楽商店街」ですが、利用客が急減していたとのこと。

詳細は以下の通り。
道頓堀極楽商店街、来年３月で閉店へ　オープンわずか４年 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

産経新聞社の報道によると、道頓堀の娯楽複合ビル「サミー戎プラザ」の5～7階にあるフードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」が運営会社「セガサミーホールディングス」の経営難を理由に2009年の3月末で閉鎖することになったそうです。

これはオープンしてからわずか4年余りでの閉店となるとのことで、すでにセガサミーホールディングスは1～4階にあったゲームセンターやカラオケ店、スポーツクラブも今年に入って閉店したとのこと。

なお、「道頓堀極楽商店街」はオープン半年で入場者が200万人を突破するなど、好調な滑り出しを見せていましたが、平成19年には初年の半分以下となる年間201万人にまで客足が落ち込んでいたそうです。そしてこの閉店に対して地元関係者からは道頓堀の空洞化を懸念する声が上がっているとしています。