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福岡県警が独自の検索方法でWinny利用者を特定、書類送検へ


ACCSが発表したところによると、福岡県警生活経済課と筑紫野署は、ファイル共有ソフト「Winny」を使って、ゼンリンの地図ソフトを無断送信できる状態にしていたとして、兵庫県加古川市の地方公務員男性(31歳)と福岡県春日市の会社員男性(35歳)の2人を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで福岡地検に書類送致したとのことです。

今回は今までと違い、正真正銘、Winnyの匿名通信を破ってしまったということなのでしょうか?

詳細は以下から。
Winnyによる公衆送信権侵害、2人を書類送検

今回書類送検される原因となったのは「デジタウン福岡県北九州市八幡東区(2002誕生記念版)」や「デジタウン岩手県紫波町(2004年9月版)」といった地図ソフトなど。


共同通信の報道によると、このうちの一人は兵庫県警の現職男性警官で、ゼンリンから相談を受けた福岡県警がパソコンの通信履歴を分析して警官の住所を割り出し、今月上旬に家宅捜索をしたとのことです。山陽新聞はこの警官の実名も報道しています。

また、朝日新聞の報道によると、福岡県警は独自の検索法を開発して巡査を特定したとのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse

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