Winnyの通信遮断は違法と総務省が判断、Plalaが規制中止へ
総務省によると、プロバイダのひとつである「Plala」がWinnyの通信を完全規制する決定を下したことに対して、「法律に触れる行きすぎた行為、認めるわけにはいかない」として、「秘密の保護」を定めた電気通信事業法に違反すると判断。この判断を受けて大手プロバイダPlalaはWinnyによる通信規制措置を中止するとのことです。
詳細やNHKによる報道のムービーは以下の通り。Winny通信遮断は違法
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/18/d20060518000007.html
ということは、同様のことをしているPlala以外のプロバイダも相次いで規制撤回ということになるのでしょうか?
Plalaと同じようにP2Pのみを規制しているプロバイダは以下のサイトにまとめられています。
ISP規制情報Wiki
http://isp.oshietekun.net/
で、今回のこの総務省の判断はGoogleによる意見書を受けてのものなのでしょうかね?
スラッシュドット ジャパン | Googleが日本の総務省に対し、通信速度規制について初の意見書
http://slashdot.jp/articles/06/05/16/0421254.shtml
しかしこれで全規制が撤廃されるわけではなく、通信の中身を解析しなければよいので、総転送量規制へ移行するのではないかと予想されます。例えば1日に15GBまでしかアップロードできないとか、そういう感じで。
今後の各プロバイダの動向に注目です。
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