ソニー、液晶画面への映り込みを30分の1に低減する技術を開発
ソニーが液晶画面への蛍光灯や太陽の光の映り込みを、従来の30分の1に抑える技術を開発したそうです。
液晶モニターへの映り混みが気になって仕方がない人や、「液晶モニターで動画を視聴してハラハラドキドキしていたら、画面の暗転に合わせて自分の顔が大きくディスプレイに映り込んで気分が萎えた」などという経験がある人には朗報かもしれません。
詳細は以下から。
ソニー、液晶の光反射を抑制・2010年メド、ブルーレイ技術応用
この記事によると、今回ソニーが開発したのは、液晶モニターに使うフィルムに蛾の目を意味する「モスアイ」という極小の突起物を無数に並べて光が反射しないようにする技術で、従来と比較して画面への照明や太陽光の映り込みを30分の1にカットできるそうです。
なお、このフィルムはBlu-rayディスクの製造技術を応用して生産できることから、低コストでの生産が可能なほか、映り込みを低減することで携帯電話やノートパソコン、薄型テレビなどの省電力化にもつながるとのこと。実用化は2010年を予定しているとしています。
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