烏龍茶+杜仲茶+ウコン茶=「キリン 分解茶」を飲んでみた
6月12日(火)に新発売された「キリン 分解茶」は苦くて飲みづらい健康茶を飲みやすくするために茶葉と酵素をキリン独自に組み合わせ苦味を軽減する「苦味分解製法」により、クセのないすっきりとしたおいしいお茶にしているらしい。
脂肪を分解するから「分解茶」なのではなくて、「苦味分解製法」を使っているから「分解茶」です。なんだか紛らわしいような、わざとミスリーディングを狙っているような……。
それはともかくとして、苦味を軽減されてしまうとお茶でなくなるような気もするところですが、一体どんな味になるのでしょう?実際に飲んでみました。
キリンビバレッジ | 分解茶
http://www.beverage.co.jp/bunkaicha/
※公式サイトはアクセスした途端にオリジナルCMソングが流れ出すので要注意です
杜仲茶とは杜仲の葉を煎じたもの。杜仲とは、中国原産のトチュウ科の落葉高木。若葉はお茶として利用されるそうです。で、ウコン茶とは香辛料などに使用されるショウガ科の多年草のウコンのお茶のこと。
実際に入っているのはウコンエキスであってウコン茶ではない
「苦味分解製法」の説明
こんな色
コップに注いでみる
普通のお茶に見える
結構透明度も高く、きれいです
かんぱーい
で、実際に飲んでみると確かにクセがないし、渋みとか苦みとかそういったものも感じられない。まるで水のようなお茶。というか清涼飲料水みたいなお茶。味は確かに感じるのだが苦みとかそういったものがごっそりと抜け落ちており、なんだか物足りないような妙な感じ。たとえるならば水で薄めたお茶みたいな感覚があるけれども、味だけは確かにお茶の味、けどお茶とは認識できないようなそんな感覚に陥ります。一気に飲むとお茶っぽく感じられますが、いくらなんでもこれは……もうちょっとお茶らしさだけは残した方がよいような……。つまり、あの渋みとかクセとかが「お茶らしさ」なんですね、やっぱり。そういう意味で言うと失格ですが、お茶としてではなくまったく新しい飲料と考えればこれは非常に面白い。目をつぶって飲んだら何を飲まされたのか一瞬パニックに陥りますね、おもしろい。なんというか、いっぱい肉体労働して汗まみれになった直後であればゴクゴクとおいしくいただけそうです。
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