ハードウェア

NVIDIAはVera CPUで次世代チップ開発を加速中、すでに最大1.5倍の性能向上を確認


複雑さを増していく現代のチップ設計に対応するため、NVIDIAが次世代のデータセンター向けカスタムCPU・Veraを活用してさらに次の世代のCPUやGPUの開発に取り組んでいることを明らかにしました。初期テストの主要な検証やシミュレーションワークロードでは、最大で1.5倍の性能向上が確認されています。

NVIDIA Harnesses Vera CPU to Speed Up Design of Next-Generation CPUs and GPUs | NVIDIA Blog
https://blogs.nvidia.com/blog/vera-cpu-eda/


NVIDIAによると、エンジニアリングチームがさらに高度なCPUやGPU、AIシステムの開発に取り組む中で、複雑な設計は深刻さを増しているとのこと。

この問題に対処するため、NVIDIAは電子設計自動化(EDA)やシステム設計・解析(SDA)分野でケイデンス・デザイン・システムズやSynopsysといったメーカーと連携し、Vera向けのEDAアプリケーションの最適化などを行っています。

ケイデンスとNVIDIA、AI時代に向けたエンジニアリング革新に向けパートナーシップを拡大 | Cadence
https://www.cadence.com/ja_JP/home/company/newsroom/press-releases/pr/2026/cadence-and-nvidia-expand-partnership-to-reinvent-engineering.html


NVIDIAによると、GPUやAIによってチップ設計の多くの側面が効率化された一方で、重要なEDAワークロードの一部分は依然としてCPUの性能に大きく依存しています。このため、エンジニアリングチームの迅速な設計検証や代替案検討、テスト版への前進にあたっては、CPUアーキテクチャが重要な要素です。

複数の主要EDAアプリケーションを対象としてテストを行ったところ、Veraが現代のチップ設計において最も計算負荷の高い2つのステップを高速化できることが明らかになっています。

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NVIDIAは将来のプロセッサを作成するために用いられるEDAワークフロー全体にVeraを展開。検証にかかる時間を短縮し、スループットが向上することで、エンジニアが同じ開発期間内でより多くの設計選択肢を評価することができ、より多くの検証を完了できるようになります。

NVIDIAによると、エンジニアリングワークフローにVeraを導入することは、タスクに最適なコンピューターアーキテクチャにより各ワークロードを高速化するという、より広範な戦略を反映するものだとのこと。

今後を見据えて、NVIDIAは次世代Rosa CPUをNVIDIA Rigelコアで駆動させつつ、Veraをさらに進化させ、CPUロードマップ全体にわたって主要なEDAアプリケーションの最適化を継続していく予定だそうです。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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