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AnthropicがAIモデル「Claude」のトレーニングに海賊版書籍を使った件で作家グループと和解するも一部の著者は和解を拒否


現地時間の2026年7月20日、AI開発企業のAnthropicがAIトレーニングに海賊版サイトのデータを使ったとして作家グループに訴えられた裁判で、Anthropicと原告の和解案をカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所が承認しました。

Bartz v. Anthropic PBC, 4:24-cv-05417 – CourtListener.com
https://www.courtlistener.com/docket/69058235/bartz-v-anthropic-pbc/

US judge approves Anthropic's $1.5 billion settlement of copyright lawsuit | Reuters
https://www.reuters.com/world/us-judge-approves-anthropics-15-billion-settlement-copyright-lawsuit-2026-07-20/

Anthropic’s Book-Piracy Settlement Wins Final Court Approval – Unite.AI
https://www.unite.ai/anthropics-book-piracy-settlement-wins-final-court-approval/

2024年、AnthropicがAIモデル「Claude」の開発にあたり、著作権で保護された数十万冊もの書籍を不正に使用したとして、3人のアメリカ人作家がカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴訟を起こしました。この訴訟では、Anthropicが著作権で保護されたコンテンツの海賊版データセットを使用してClaudeをトレーニングし、数十億ドル(数千億円)にも上る金銭的利益を得たとして、Anthropicに対して損害賠償の支払いを求めました。

2025年には「AI企業が合法的に取得した書籍でAIをトレーニングするのに著者の許可は必要ない」という判決が下されましたが、Anthropicが海賊版サイトのデータを使ったことについては問題視されました

カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所のウィリアム・アルサップ判事は、「Anthropicが海賊版サイトから700万点以上の書籍をダウンロードして中央ライブラリを構築した行為は、フェアユースではありません」として、Anthropicが海賊版データをライブラリに保持し続けていたことも批判しています。


AIモデルのトレーニングに海賊版データを使った件に焦点を当てた裁判では、「AnthropicがAIのトレーニングに利用した48万点を超える海賊版コンテンツ」について、Anthropicと原告の間で和解が成立しました。和解案では、Anthropicが総額15億ドル(約2440億円)の和解金を支払うことに合意し、対象となる作家はAnthropicに利用された作品1点につき3000ドル(約48万8000円)を受け取ることが可能となっていました。

Anthropicは2200億円超を著作権侵害訴訟の和解で支払うことが明らかに - GIGAZINE


ところが和解が報じられた直後の2025年9月8日、アルサップ判事は和解案承認の申し立てを却下しました。この理由についてアルサップ判事は、和解合意の対象作品リストや潜在的な集団訴訟参加メンバーへの通知プロセスなどに問題があるほか、弁護士が作家側に条件を押し付ける形で合意を進めたのではないかという懸念も示しました。

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その後、9月25日にはアルサップ判事も和解案を暫定的に承認しましたが、その後も影響を受ける著者らへの通知や請求の提出を受け付ける期間などを設けた上で、最終的な承認を行うかどうかを判断することになっていました。実際に一部の著者らはこの和解案に対し、「和解金額が不十分である」「原告側の弁護士への報酬が過剰である」「一部の著作権所有者が不当に除外されている」などと主張し、和解案に異議を唱えていました。

そして2026年7月20日、連邦地方裁判所のアラセリ・マルティネス=オルギン判事は和解案に対しての申し立てを却下し、正式にAnthropicと原告の和解案を承認しました。これは、アメリカの著作権訴訟における和解金としては過去最大規模となります。

原告の弁護団によると、すでに対象作品の90%以上に相当する44万点以上について和解金請求があったそうで、これは一般的な集団訴訟でみられる約10%という割合をはるかに上回ります。Anthropicは弁護団が設けた条件に従い、和解対象となった48万点超の書籍のための基金に、合計15億ドルの和解金を4回に分けて拠出する予定です。

なお、一部の著者や出版社は依然として和解案に反対して和解案から離脱し、独自の訴訟をAnthropicに対して起こしており、記事作成時点で係争中となっています。

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in AI, Posted by log1h_ik

You can read the machine translated English article Anthropic has reached a settlement with ….