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Metaが要求したGeminiの計算能力をGoogleが提供しきれずMetaの社内プロジェクトが中断・遅延


Googleが、Metaに対してGeminiへのアクセスに制限を課したと報じられました。世界最大級のAI企業でさえインフラ面で制約があることを示す事例として話題になっています。

Google caps Meta’s Gemini use as AI demand strains capacity
https://www.ft.com/content/c5d52f72-71ef-40bc-bad3-61afdba8b378

事情に詳しい関係者によると、もともとMetaとGoogleの間でGemini利用に関する契約があったものの、Metaが希望していた計算能力をGoogleが提供しきれず、利用に制限が課されている状態だとのこと。これによりGeminiの計算能力をフルに活用することを想定して進行していたMetaのAIプロジェクトが一部遅延しているそうです。


2026年3月頃に発生したこの混乱は6月末時点でも続いており、MetaのAIコストを削減する取り組みも相まって、Meta社内ではAIトークンをより効率的に使用するよう促されているとのことです。

関係者は「他のGoogle顧客も制限の影響を受けていますが、その程度はMetaほどではありません。MetaはGoogleのモデルに対する需要が非常に大きいため、特に大きな影響を受けています」と伝えました。


Googleは2026年4月の決算発表で、クラウド事業の売上高が初めて200億ドル(約3兆2000億円)を超えたこと、さらに契約済みながらまだ提供されていないクラウド契約の受注残高が前四半期比でほぼ2倍となり、4600億ドル(約74兆4000億円)超に達したことを明らかにしました。

ただ、インフラの確保には苦戦しており、特にMetaのような大企業顧客からの需要が直接の要因となって、Googleの計算能力を圧迫しているとのこと。2026年6月には、GoogleがSpaceXと契約して計算能力を確保したことが分かっています。

GoogleがSpaceXの計算能力にアクセスするため月額1500億円弱を支払う契約を締結 - GIGAZINE


MetaはGoogleのほか、AMDやNVIDIAなどの半導体企業とも提携し、「パーソナル・スーパーインテリジェンス」と呼ばれるAI戦略を実現するために奔走しています。

MetaがAMD Instinct GPU最大6GW分を1000億ドル以上で購入することに合意、まず2026年に1GWを導入 - GIGAZINE


経済紙のFinancial Timesは「Googleが大口顧客によるモデル利用に上限を設けたという決定は、AI業界全体で高まりつつあるインフラへの負荷やボトルネックを垣間見せる珍しい事例です。チップ、データセンター、電力に多額の資金を投じているにもかかわらず、最大手のテクノロジー企業でさえ、高度なモデルやAIサービスを支える計算能力を確保することに苦労しています」と記しました。

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in AI, Posted by log1p_kr

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