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DeepLがリアルタイムの音声翻訳スイート「DeepL Voice-to-Voice」をリリース


翻訳ツールの「DeepL」が、リアルタイム音声コミュニケーション向けの翻訳サービススイート「DeepL Voice-to-Voice」を発表しました。

DeepL Voice - グローバルチームのためのセキュアな音声翻訳ツール
https://www.deepl.com/ja/products/voice


DeepL unveils real-time spoken translation, breaking the next language barrier with Voice-to-Voice
https://www.prnewswire.com/news-releases/deepl-unveils-real-time-spoken-translation-breaking-the-next-language-barrier-with-voice-to-voice-302744002.html

DeepL, known for text translation, now wants to translate your voice | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/04/16/deepl-known-for-text-translation-now-wants-to-translate-your-voice/

現地時間の2026年4月16日、DeepLがリアルタイム音声コミュニケーション向けに設計された翻訳機能「DeepL Voice-to-Voice」を発表しました。DeepLは音声翻訳へ事業を拡大することで、APIを介してビデオ会議・対面での会話・顧客対応などさまざまな場面で瞬時に高精度の音声翻訳を提供し、言語の壁を気にすることなくチームがコラボレーションできるよう支援します。


DeepL Voice-to-Voiceのスイートに含まれる製品・サービスは以下の通りです。

DeepL Voice for Meetings:Microsoft TeamsやZoomなどのプラットフォームでリアルタイム翻訳機能を提供し、ユーザーは母国語で話し、他の参加者はそれを自分の母国語で聞くことができるようになります。DeepL Voice for Meetings機能は2026年6月に早期アクセスプログラムを開始予定で、記事作成時点で以下のページから登録を受け付けています。

DeepL Voice-to-Voice 早期ご試用プログラム
https://www.deepl.com/ja/products/voice/voice-to-voice-early-access-programme


DeepL Voice for Conversations(モバイルおよびウェブ):DeepL Voice for Conversationsはモバイル以外にも拡張され、アプリのインストールが現実的でない、または許可されていない環境でも展開可能な、真のマルチプラットフォーム体験を実現します。

DeepL Voice for Conversations
https://www.deepl.com/ja/products/voice/deepl-voice-for-conversations


グループ会話:トレーニング、コーチング、ワークショップなどの場面で、参加者がQRコードを通して即座に参加することで、多言語での意見交換を可能にする機能です。これにより、現場の従業員は複数の話者との実践的なやり取りの中で、共通理解を維持することが可能になります。複数のデバイスからアクセスできるため、参加者はリアルタイムで同時音声翻訳を受け取ることができます。なお、グループ会話機能は2026年4月30日から一般にも提供されます。

音声間API:企業がDeepLの音声翻訳機能を社内アプリケーションやコンタクトセンターなどの顧客対応ツールに直接統合できるようにします。記事作成時点で早期アクセスプログラムを提供しており、登録受付中です。

音声用語によるカスタマイズ:DeepL Voiceの新しい品質最適化機能により、業界特有の用語・製品名・会社名・人名などの専門用語が、たとえ話し方が速かったり高度な専門用語であったりしても、リアルタイムでより正確にキャプチャ・文字起こし・翻訳されるようになります。この機能の一環として、DeepL翻訳の用語集がDeepL Voiceに統合され、ユーザーは会話全体で主要な専門用語を標準化できるようになります。一般向けの提供は2026年5月7日から開始です。

既存の音声翻訳システムは、音声をテキストに変換してから翻訳し、その後再び音声に翻訳するという手順を踏んでいます。DeepLは長年テキスト翻訳に取り組んできた経験から、翻訳品質において優位性を持っていると主張。さらに、今後は一度テキストに変換してから翻訳するステップを完全に省略した、エンドツーエンドの音声翻訳モデルの開発を目指すとDeepLは説明しています。

なお、Redditの共同創業者であるアレクシス・オハニアン氏のベンチャーキャピタルが支援するPalabraが、訳語と原語の両方の音声を保持するよう設計されたリアルタイム音声翻訳エンジンを開発しており、DeepLの直接的な競合相手になる可能性があるとテクノロジーメディアのTechCrunchが指摘しています。

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