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道路に象や恐竜が登場する状況も想定した自動運転車向けシミュレーションを生成するAIモデル「Waymo World Model」をWaymoが発表、GoogleのAIツール「Genie 3」をベースに


Google傘下の自動運転車開発企業、Waymoが、「超リアル」なシミュレーション環境を構築して自動運転モデルを訓練できるAIモデル「Waymo World Model」を発表しました。

The Waymo World Model: A New Frontier For Autonomous Driving Simulation
https://waymo.com/blog/2026/02/the-waymo-world-model-a-new-frontier-for-autonomous-driving-simulation

Waymo leverages Genie 3 to create a world model for self-driving cars - Ars Technica
https://arstechnica.com/google/2026/02/waymo-leverages-genie-3-to-create-a-world-model-for-self-driving-cars/

What happens when Waymo runs into a tornado? Or an elephant? | The Verge
https://www.theverge.com/ad/857759/how-the-age-of-ai-is-making-human-expertise-more-valuable

Waymo World Modelは、テキストを入力するだけで内部を動き回れるような3D環境を構築するGoogle DeepMindのAIモデル「Genie 3」をベースに構築されたモデルです。GoogleがProject Genieとしてこの技術へのアクセスを拡大した際には、ゲーム会社の株価が下落するほどの注目を集めました。

Googleが世界モデルの「Project Genie」を発表した直後にゲーム企業の株価が軒並み下落 - GIGAZINE


WaymoはこのGenie 3をベースにWaymo World Modelを構築し、現実世界では想定できないような珍しい状況をシミュレートして自動運転モデルを訓練します。

「自動運転業界のシミュレーションモデルのほとんどは、収集した路上データのみに基づいてゼロから学習されています。このアプローチでは、システムは限られた経験からしか学習できません。Genie 3は、非常に大規模で多様なビデオセットによる事前学習によって得られた強力な世界知識を備えています。これにより、車両が直接観察したことのない状況を探索することが可能になります」とWaymoは伝えています。

例えば、前方に竜巻が出現したという状況です。Waymo World Modelは専門的な事後学習を通じ、2Dの動画から得られる膨大な情報を3Dの情報へと変換し、奥行きなどを把握して訓練するそうです。


無謀な運転で前にいる車両が道路脇に突き抜けるシーン。


前方に象が立ち塞がるシーン。


恐竜に扮した歩行者に遭遇するシーンなど、現実世界ではめったに起こりえない希少なシーンでも想定して訓練できます。


3D環境を構築することでこれまでより長い時間のシミュレートが可能になり、より厳格な安全性が確保できるようになるとのことです。

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in AI,   動画,   乗り物, Posted by log1p_kr

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