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NVIDIAが自動運転車開発を加速させるオープンソースAIモデル「Alpamayo」やAIチップ「Rubin」などAI関連ソフトウェア&ハードウェアを大量発表


NVIDIAがあらゆる業界でAIを進化させるための新しいオープンモデルやデータツールを公開しました。

NVIDIA Unveils New Open Models, Data and Tools to Advance AI Across Every Industry | NVIDIA Blog
https://blogs.nvidia.com/blog/open-models-data-tools-accelerate-ai/

「Alpamayo」ファミリーは、NVIDIAが発表した安全な推論ベースの自動運転車開発を加速するためのオープンソースAIモデル兼ツールです。Alpamayoファミリーは、思考の連鎖と推論に基づくビジョン・ランゲージ・アクション(VLA)モデルを採用することで、自動運転車の意思決定に人間のような思考をもたらすことを可能としています。また、Alpamayoファミリーには、自動運転車開発で使用できるシミュレーションツールとデータセットも含まれているため、「自動運転車開発の加速にも寄与できる」とNVIDIAは主張しました。

NVIDIA Announces Alpamayo Family of Open-Source AI Models and Tools to Accelerate Safe, Reasoning-Based Autonomous Vehicle Development | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/alpamayo-autonomous-vehicle-development


NVIDIAはAlpamayoファミリーとして、VLAモデルの「Alpamayo 1」、高忠実度自動運転車開発のための完全オープンソースのエンドツーエンドシミュレーションフレームワーク「AlpaSim」、自動運転車向けの多様性に富んだ大規模オープンデータセット「Physical AI Open Datasets」を公開しており、以下からアクセス可能です。

nvidia/Alpamayo-R1-10B · Hugging Face
https://huggingface.co/nvidia/Alpamayo-R1-10B

GitHub - NVlabs/alpasim
https://github.com/NVlabs/alpasim

nvidia/PhysicalAI-Autonomous-Vehicles · Datasets at Hugging Face
https://huggingface.co/datasets/nvidia/PhysicalAI-Autonomous-Vehicles

さらに、NVIDIAは強化されたレベル2のポイントツーポイント運転支援機能を備えた自動運転ソフトウェア「NVIDIA DRIVE AV」を2026年末までにアメリカに導入する計画であることも発表しています。NVIDIAの長年のパートナーであるメルセデス・ベンツの新型CLAにNVIDIA DRIVE AVが搭載される予定です。

NVIDIA DRIVE AV Software Debuts in All-New Mercedes-Benz CLA | NVIDIA Blog
https://blogs.nvidia.com/blog/drive-av-software-mercedes-benz-cla/


NVIDIAは開発者がリソースを大量に消費する事前学習を回避し、次世代のAI駆動型のロボットや自律マシンの開発に集中できるように、オープンモデルを発表しました。今回発表されたモデルは3つで、物理AIのシミュレーションで物理ベースの合成データ生成とロボットポリシー評価を可能にするオープンで完全にカスタマイズ可能なワールドモデルの「NVIDIA Cosmos Transfer 2.5」と「NVIDIA Cosmos Predict 2.5」、インテリジェントマシンが人間のように物理世界を見て、理解して、行動できるようにするオープン推論視覚言語モデルの「NVIDIA Cosmos Reason 2」、ヒューマノイド向けに特別に設計されたオープン推論視覚言語アクションモデルの「NVIDIA Isaac GR00T N1.6」です。

NVIDIA Releases New Physical AI Models as Global Partners Unveil Next-Generation Robots | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-releases-new-physical-ai-models-as-global-partners-unveil-next-generation-robots


さらに、NVIDIAは次世代AIチップの「Rubin」も発表。Rubinには「NVIDIA Vera CPU」「NVIDIA Rubin GPU」「NVIDIA NVLink 6 Switch」「NVIDIA ConnectX-9 SuperNIC」「NVIDIA BlueField-4 DPU」「NVIDIA Spectrum-6 Ethernet Switch」という6つのチップが搭載されており、AIのトレーニング時間と推論トークンコストを大幅に削減することが可能です。なお、RubinはNVIDIA Blackwellと比較して、推論トークンコストを最大10倍削減し、MoEモデルをトレーニングするためのGPUの数を4倍削減することができます。

Infrastructure for Scalable AI Reasoning | NVIDIA Rubin Platform
https://www.nvidia.com/en-us/data-center/technologies/rubin/


NVIDIA Kicks Off the Next Generation of AI With Rubin — Six New Chips, One Incredible AI Supercomputer | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/rubin-platform-ai-supercomputer

NVIDIA DGX SuperPOD Sets the Stage for Rubin-Based Systems | NVIDIA Blog
https://blogs.nvidia.com/blog/dgx-superpod-rubin/

この他、NVIDIAはヘルスケアおよびライフサイエンス向けのAIモデル群の「NVIDIA Clara」を発表しています。NVIDIA Claraには、研究や候補薬物の開発のための原子レベルの精密な大型タンパク質の設計を可能にする「La-Proteina」、製造ブループリントを発見プロセスに組み込むことでAI設計の薬剤の合成が実用的であることを保証する「ReaSyn v2」、潜在的な薬剤が人体とどのように相互作用するかを予測する「KERMT」、RNA分子の複雑な3D形状を予測する「RNAPro」などが含まれるそうです。


また、NVIDIAはオープンAIモデルのNemotron 3をベースとしたモデルも発表。

Nemotron Speech」はライブキャプションや音声AIアプリケーション向けにリアルタイムかつ低遅延の音声認識を実現する新しいASRモデルを含むオープンモデルで、同クラスの他モデルと比較して10倍高速なパフォーマンスを発揮することが示されています。

マルチモーダル検索拡張生成(RAG)の「Nemotron RAG」は、ドキュメント検索と情報取得を強化するために高精度の多言語およびマルチモーダルデータの洞察を提供する新しい埋め込みと、再ランク付けビジョン言語モデル(VLM)で構成されています。

AIアプリケーションの安全性と信頼性を強化する「Nemotron Safety」は、拡張された言語サポートを備えた「Llama Nemotron Content Safety」と、機密データを高精度で検出できる「Nemotron PII」が含まれます。

NVIDIAが小型かつ高性能なオープンAIモデル「Nemotron 3」シリーズを発表 - GIGAZINE


なお、NVIDIAは最新のオープンモデルを世界最大級の家電見本市であるCES 2026で発表しており、発表会の様子は以下の動画でチェックできます。

NVIDIA Live with CEO Jensen Huang - YouTube

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in AI, Posted by logu_ii

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