Windows XPから11までの6世代を比較するスピードテスト、最も成績がよかったWindowsはどれなのか?

Windows XPからWindows 11までの6世代を、同一スペックのPCにインストールしてさまざまな速度やベンチマークを行って比較した動画を、Windowsに関するさまざまなレビューやベンチマークを取り上げるYouTubeチャンネル・TrigrZoltが公開しています。
Windows XP vs Vista vs 7 vs 8.1 vs 10 vs 11 | Speed Test - YouTube

比較されるOSは左からXP(64bit)、Vista、7、8.1、10、11です。

使用されたPCはLenovo ThinkPad X220で、CPUは第2世代(Sandy Bridge) Intel Core プロセッサ、搭載RAMは8GBで、ストレージは256GBのHDD。

TrigrZoltによれば、第2世代のIntel CPUは、Windows XPからWindows 11まで(非公式な回避策を含め)すべてのOSを実機で動作させ、ドライバを当てることができる貴重な世代であるとのこと。OSはすべてProエディションで、XPについては4GB以上のRAMを認識させるため、64bit版が使用されています。各OSとも、テスト時点で最新のサービスパックおよびアップデートを適用済み。
・起動速度
Windows 8.1が「高速スタートアップ」の効果とリソースの軽さで1位。Windows 11は最新ながら、タスクバーの読み込みに時間がかかり最下位でした。

・ストレージ使用量
Windows XPが最も省容量。Windows 7が最も容量を消費し、Vista・10・11は同等でした。

・アイドル時のメモリ(RAM)使用量
Windows XPが最小。Windows 11はアイドル時で3.3〜3.7GBを消費し、Windows 10より約1GB多く、最も重い結果となりました。

・ブラウザのタブ耐久テスト
メモリ使用量が5GBに達するまでウェブブラウザのタブを開くテスト。Windows 7と8.1が200タブ以上で1位。Windows 11は初期消費が高いため50タブ未満で最下位でした。

・バッテリー駆動時間
意外にもWindows XPが最長。Windows 11が最初にバッテリー切れとなりました。

・オーディオ編集(Audacity出力)
各OSで大きな差はありませんでしたが、Windows Vistaのみ謎の遅延が発生したとのこと。

・ビデオ編集(OpenShotレンダリング)
映像と音声を1080p・30fpsで書き出すテスト。XPとVistaは非対応で、対応OS中ではWindows 10が最速で、Windows 11が最下位でした。

・電卓の起動
従来のWin32版を採用しているWindows 8.1以前が高速で、モダンアプリ化した10と11は遅い結果となりました。

・Adobe Acrobat Readerの起動
Windows 11が最下位でしたが、全体的に結果は分散しており決定的な差はなかったとのこと。

・USBファイル転送
Windows 10が1位で、11が僅差で2位。古いOSほど転送速度が遅く、Windows XPが最下位でした。

・マルウェアスキャン速度
Windows 7が最速で、Windows 11は10よりも約1分長く時間がかかりました。なお、XPの64bit版は使用したマルウェアスキャンソフトに対応していなかったため、結果はなし。

・CPU-Z
シングルスレッドではWindows XPが最高スコアを記録。

マルチスレッドではWindows 7がトップでした。

・Geekbench
古いOS間ではVistaが最高。最新OS間ではマルチコアで10、シングルコアで11が優位に立ちました。

・CrystalDiskMark
読み書き速度ともにWindows XPが1位となり、Windows 7とVistaが最も低いスコアでした。

・Cinebench R10
シングルコアではWindows 8.1が最高。

マルチコアでは全般的に古いOSの方が高いパフォーマンスを示しました。

TrigrZoltは「Windows 11はメモリ消費量の増大が深刻な問題となっており、Windows 10と比較してアイドル時だけで約1GBもの追加リソースを必要としています。この差は、今回検証に使用された8GBという限られたメモリ環境下では、システム全体に決定的な遅延を招く大きな要因となりました」と論じています。
一方で、Windows 8.1は起動速度や動作の軽快さにおいて、全世代の中で最も洗練されたパフォーマンスを示した点に注目。リリース当時は批判されることも多かったOSですが、スピードと安定性の面では、現代のWindows 10や11が失ってしまった機敏さを高い水準で維持していることが再確認されたと述べています。
TrigrZoltは、純粋な速度とリソース効率の観点から見れば、Windows 8.1やWindows XPが古いPCでの利用において非常に高いパフォーマンスを発揮することは間違いないとしながらも、現代のネット環境で利用する上では、セキュリティ更新が継続されているWindows 11を選択することが唯一の現実的な選択肢であると結論付けました。
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in 動画, ソフトウェア, Posted by log1i_yk
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