オープンソースの仮想マシンソフト「QEMU」がコードに生成AI使用を禁止するポリシーを追加

オープンソースの仮想マシンソフトウェアおよびエミュレーターとして知られる「QEMU」に、ChatGPTをはじめとした生成AIが出力したコードを追加することを禁止するポリシーが追加されました
docs: define policy forbidding use of AI code generators · qemu/qemu@3d40db0 · GitHub
https://github.com/qemu/qemu/commit/3d40db0efc22520fa6c399cf73960dced423b048

NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが2024年に行った「AIがコードを書くのでもうプログラミングを学ぶ必要はない」という発言が正しいかどうか、その結論はまだ出ていませんが、IT業界でAIがかなり重宝されているのは事実。
NVIDIAのCEOが「AIがコードを書くのでもうプログラミングを学ぶ必要はない」と発言して議論を巻き起こす - GIGAZINE

by Hillel Steinberg
2025年4月に、Microsoftのサティア・ナデラCEOは、Microsoftのソフトウェア製品でコードの20%から30%はAI製であることを明かしています。
Microsoft製品のコードの30%程度はAIで書かれている - GIGAZINE

QEMUのコミュニティは、パッチが「開発者起源証明書(Developer Certificate of Origin:DCO)」の規則に従って作成されたものであることを証明するよう貢献者に求めています。
しかし、AIによるソフトウェア開発の普及に伴って、「出力されたコンテンツのライセンス状態がはっきりしない」という問題が生じています。出力のもとになった大規模言語モデルが既知のトレーニング素材を使っていた場合、素材に制限のあるライセンスや著作権条件のものが含まれているのが一般的です。また、トレーニング素材がすべてオープンソースライセンスだったとしても、さまざまな条項が適用される可能性があり、すべてがQEMUのライセンス要件に適合するとは限りません。
QEMUコミュニティは「コンプライアンス違反による法的リスクを受け入れる意思も能力もない」ことを挙げて、生成AIを使用しないように貢献者に求め、AIを使用しているとわかっている場合や、AIの使用が疑われる場合、貢献を拒否することを表明しました。
使用禁止の対象となるツールとしてはGitHubのCoPilotやOpenAIのChatGPT、AnthropicのClaude、MetaのCode Llama、その他、これらのツールの上に構築されたコードやコンテンツ生成エージェントが含まれるとのこと。
この方針は、ツールが成熟して法的状況が明確になった場合、変更される可能性があるものの、当面は既定のものとなり、例外はQEMUプロジェクトが個別にケースバイケースで対応するとのことです。
・関連記事
高品質な画像編集AI「FLUX.1 Kontext [dev]」が登場、元の画像を保ったまま指示通りに加工できるオープンモデル - GIGAZINE
講演「ソフトウェアは再び変化している」が海外で大反響、その衝撃的な内容とは? - GIGAZINE
最先端の大規模言語モデル(LLM)が難解なコーディング問題を1発で正解する確率はゼロ%、競技プログラマーなどの熟練スキルを持つ人間には依然として歯が立たないことが明らかに - GIGAZINE
パブリックドメインおよびオープンライセンスのコンテンツのみで構成された約8TBの巨大データセット「Common Pile v0.1」をAI研究機関・EleutherAIがリリース - GIGAZINE
コード生成AIによる幻覚を悪用した新しいサイバー攻撃「スロップスクワッティング」が登場する可能性 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in メモ, Posted by logc_nt
You can read the machine translated English article Open source virtual machine software 'QE….







