新しいWindows版Outlookの動作が遅いとユーザーが文句を垂れる

Windows 11には2種類のOutlookが提供されています。1つはWin32デスクトップアプリであるOutlook Classicで、もう1つは「新しいOutlook」です。特定の動作において、この新しいOutlookが極端に遅いことが報告されています。
Microsoft's new Outlook takes 10 seconds to do what Outlook Classic does instantly on Windows
https://www.windowslatest.com/2026/06/15/microsofts-new-outlook-takes-10-seconds-to-do-what-outlook-classic-does-instantly-on-windows/
とあるユーザーは、「Windowsの通知からメールを開く動作が、新しいOutlookで遅い」と報告しました。
以下がOutlook Classicで通知からメールを開くときの動作。
以下が新しいOutlookでの動作です。Outlookが立ち上がってからメール本文が表示されるまで10秒近くかかります。
このユーザーは「通知を見てスタートメニューからOutlookを直接開く方がなぜか速い」と付け加えました。
新しいOutlookはWebView2をベースに構築されており、本質的にはOutlook.comを読み込むブラウザウィンドウとして機能します。アプリはウェブレイヤーを初期化または再開し、認証を行い、関連するメールスレッドを読み込み、そのすべてをウェブエンジン経由でレンダリングしなければなりません。
こうした都合から、新しいOutlookのメモリ消費量も増加します。新しいOutlookはタスクマネージャー上でWebView2 Manager、複数のWebView2 Utilityプロセス、WebView2 GPU Process、WebView2 Service Workerなど10個の個別プロセスとして実行され、それぞれが個別にメモリを消費します。一方、Outlook Classicは単一のコンパクトなプロセスとして動作します。
Microsoftは以前から新しいOutlookのオフライン機能やパフォーマンス上の制約を認識しており、WebView2アプリのパフォーマンス問題の診断を支援するため、「Delayed Message Timing」と呼ばれる新しいAPIをテストしていましたが、このユーザーがOutlookの通知をクリックした際にAPIが使われている様子は確認できなかったとのことです。
ユーザーは「Outlook Classicはメールをローカルにキャッシュすることでネイティブに処理していますが、ウェブアプリは設計上、常にサーバーとの通信を行います。現時点では、通知処理の速さが業務にとって重要であると考えるなら、Outlook Classicのほうが信頼できる選択肢です」と述べました。
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in ソフトウェア, Posted by log1p_kr
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