取材

古墳のある山が梅園になっている「綾部山梅林」に行ってきた


姫路名物「まねきのえきそば」を食べるなら、他にも姫路周辺でなにか観光したいところ。姫路といえばなんといっても世界遺産「姫路城」がありますが、それ以外も行ってみたいということで、姫路市の西に隣接するたつの市の「綾部山梅林(あやべやまばいりん)」に行ってみました。

綾部山・綾部山梅林 | たつの市御津町の海の見える梅林
https://www.ayabeyama.jp/

綾部山梅林へは観梅期のみ臨時バスが運行されます。2025年の場合、運行は2月22日(土)から16日(日)までのあいだの土日祝日合計9日間で、運賃はJR網干駅から綾部山梅林までが440円、山陽網干駅から綾部山梅林までが310円。交通系ICカードが利用可能です。

今回は山陽網干駅から乗車しました。


およそ13分で綾部山梅林に到着しました。残念ながら天気は薄曇り~小雨。


梅林の入口ではかかしがお出迎え。


入場料は大人500円、小人400円。


「農地梅園造成記念碑」がありました。綾部山梅林は、1968年に国有林24ヘクタールを開墾して梅を植樹したのがはじまりで、1974年から観梅事業が行われています。


周遊路に沿って梅が植えられ、管理用モノレールのレールも設置されていました。


2025年は冷え込みが厳しかったため開花時期が遅かったとのことで、3月13日で五分咲き3月16日がほぼ満開となっていました。


色とりどりの梅が斜面を埋め尽くすように咲いています。


途中にある売店で、入場券の半券と引き換えに梅ジュースがもらえます。以前は甘酒のふるまいなどもあったのですが、コロナ以降はなくなってしまったそうです。


天気がよければ明石海峡大橋や淡路島、徳島まで見えるそうです。


「ここがベストポジション」とばかりに集まっていたかかしたち。


確かに、このかかしが腰掛ける梅はひときわ立派に咲いていました。


タイミングが合えば、梅のゲートのようになっていたかもしれない通路。


梅林の園路の最奥部には「正玄塚(しょうげんづか)」という古墳があります。


正式名称は「綾部山古墳群第二十八号墳」で、古墳時代後期(5世紀ごろ)のものだとのこと。御津町教育委員会の説明によると、形状がゆがみのない四角で(=正)、奥深く幽か(かすか)な状(かたち)であることから「正玄塚」と、古来から村人に呼ばれたものだそうです。


古墳の近くには食堂があり、ここでも「まねきのえきそば」を食べることができます。


天気がよければベターでしたが、悪天候の中でも木々は美しい花を咲かせていました。


ひときわ鮮やかに咲いていた梅。


帰りもバスで戻ります。


なお、駐車場が梅林入口そばに設けられていて、駐車料金は500円です。

臨時バスは2025年3月16日(日)が最終運行ですが、観梅シーズンは2025年3月20日(木・祝)まで。公共機関で訪問したい場合は、JR姫新線・播磨新宮駅および本竜野駅、JR山陽本線・竜野駅から梅林に近い「新舞子」までを結ぶたつの市コミュニティバスを利用する手があります。なお、コミュニティバスは祝日は運休です。

たつの市/たつの市コミュニティバス
https://www.city.tatsuno.lg.jp/kikaku/comibus.html

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in 取材, Posted by logc_nt

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