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ドナルド・トランプ政権の反科学政策により研究が検閲される恐れがあるとしてNASAやイェール大学の研究者が「科学的亡命」を検討


ドナルド・トランプ政権が実施する人員および予算削減策はあらゆる組織に影響しており、NASAでは専門的な立場から助言を行う「チーフ・サイエンティスト」の所属部門が廃止され、AI研究等を行うアメリカ国立科学財団では170人が解雇されるなど、科学の分野にも波及しています。こうしたトランプ政権の政策によって自分たちの研究が検閲される危険性があると考えるアメリカの科学者たちが、海外に移籍する案を検討していることがわかりました。

NASA, Yale, and Stanford Scientists Consider 'Scientific Exile,' French University Says
https://www.404media.co/nasa-yale-and-stanford-scientists-consider-scientific-exile-french-university-says/


トランプ政権と、トランプ政権下で政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏の行政改革方針に伴い、さまざまな組織で予算と人員の見直しが求められています。根拠となっているのは、アメリカ国内の石油、天然ガス、石炭等を積極的にエネルギーへ変換することを認める大統領令や、政府によって進められていた多様性、公平性、包括性(DEI)優遇策を「過激で無駄が多い」として廃止する大統領令などで、これにより気候変動やジェンダー、人種、公平性などにまつわる科学研究で政府からの支援を打ち切られる事態が続いています。

そのような状況の中、フランス最大の大学であるエクス・マルセイユ大学が「トランプ政権の反科学政策によって自分たちの研究が検閲される危険性があると考えるアメリカの科学者たちはフランスで研究を続けてはどうか」と呼びかけ、特別支援プログラム「Safe Place For Science」をスタート。

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in 無料メンバー,   サイエンス, Posted by log1p_kr

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