Bluesky向けのInstagram風写真共有アプリ「Flashes」
iOS・iPadOS向けBlueskyクライアント「Skeets」を開発したゼバスティアン・フォーゲルザング氏が、同じコードを活用して、Bluesky用写真共有アプリ「Flashes」の開発を進めていることがわかりました。
Bluesky is getting its own photo-sharing app, Flashes | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/01/15/bluesky-is-getting-its-own-photo-sharing-app-flashes/
「Flashes」はATプロトコルを利用したBluesky向けの写真共有アプリで、開発に取り組んでいるフォーゲルザング氏は、Blueskyの初期段階にクライアントアプリ「Skeets」に取り組んだ人物です。
Blueskyには公式クライアントが存在しますが、フォーゲルザング氏はSkeetsに視覚障害者向けのアクセシビリティ機能を搭載したり、iPadユーザーのニーズに応じたりすることで差別化を図っています。
その後、フォーゲルザング氏はBlueskyでビジュアル要素に興味があるユーザーに向けたアプリに可能性を感じ、2024年末からFlashesの開発をスタートしました。Blueskyが最初から画像・動画をサポートしていたため、「アプリ開発」といっても、Skeetsをベースにして、見た目をInstagram風にするぐらいだったそうです。
— Flashes App 📱 (@flashesapp.bsky.social) 2025年1月15日 16:51
ただしInstagramのクローンというわけではなく、機能も異なる点があるとのこと。
Flashesは、最大4枚の画像と最大1分の動画の投稿をサポートしています。Flashesで投稿した画像・動画はBlueskyでも表示され、投稿につけられたコメントもBlueskyクライアントと同様、アプリにフィードバックされます。また、Blueskyのダイレクトメッセージも利用可能です。
— Flashes App 📱 (@flashesapp.bsky.social) 2025年1月16日 2:34
こうした仕組みを実現するにあたり、FlashesはBlueskyの既存のタイムラインをフィルタリングして画像・動画を表示しているだけだとのこと。将来的にはFlashesの投稿にメタデータを追加し、Bluesky公式アプリのフィードが写真であふれかえるような事態になっても対応できるようにする予定があると、フォーゲルザング氏は明らかにしています。
なお、フォーゲルザング氏は今後数週間で、動画専用の「Blue Screen」というアプリもリリースしたいと考えているとのことです。
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