専門家が語る「インフルエンザから素早く回復する方法」
日本では毎年10人に1人がインフルエンザに感染しているといわれているほか、学者たちは「新型コロナウイルス感染症の次のパンデミックはインフルエンザの可能性が高い」と警戒を呼びかけています。そんなインフルエンザにかかってしまったときにいち早く回復する方法を、科学系ニュースサイト・Live Scienceが専門家に尋ねました。
How to get better faster when you have the flu, according to science | Live Science
https://www.livescience.com/health/flu/how-to-get-better-faster-when-you-have-the-flu-according-to-science
◆最善策は「抗ウイルス薬」
「インフルエンザにかかる期間を短縮する主要な方法は抗ウイルス薬、つまり体がウイルス感染と戦うために特別に設計された薬を服用することです」と話すのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学および疫学教授であるティモシー・ブリューワー氏です。
アメリカ食品医薬局(FDA)はこれまでに、タミフル(オセルタミビル)、リレンザ(ザナミビル)、ラピバブ(ペラミビル)、ゾフルーザ(バロキサビル)をインフルエンザ治療のための抗ウイルス薬として承認しています。
なお、厚生労働省によると日本ではこれらに加えてイナビル(ラニナミビル)とシンメトレル(アマンタジン)がインフルエンザの治療に用いられているとのこと。
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