Appleが第7世代iPad miniを発表、7万円台でA17 Pro搭載＆Apple Pencil Pro対応

Appleが第7世代となる新型iPad miniを2024年10月16日に発表しました。搭載チップはiPhone 15 Pro/Pro Maxに搭載されているA17 Proで、Apple独自のAIシステム「Apple Intelligence」をサポート予定。価格は税込7万8800円からで、2024年10月23日(水)にリリースされます。

iPad mini - Apple（日本）
https://www.apple.com/jp/ipad-mini/

Apple、Apple Intelligenceのために設計されたパワフルな新しいiPad miniを発表 - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/10/apple-introduces-powerful-new-ipad-mini-built-for-apple-intelligence/

第6世代iPad miniと第7世代iPad miniのスペックをまとめると以下の通り。

第7世代iPad miniの本体サイズやディスプレイは第6世代とほぼ同じ。最大リフレッシュレートも60Hzのままです。

カメラについては画素数・絞り値・ズーム倍率に変更ありませんが、背面の12MP広角カメラのスマートHDRがHDR 3からHDR 4に進化しています。

一番大きな変更点は搭載されているSoCで、第7世代はiPhone 15 Pro/Pro Maxに搭載されているA17 Proになりました。これにより、Appleが2025年以降に日本でも展開を予定しているAIシステム「Apple Intelligence」にも対応します。

第6世代iPad miniと比較して、A17 Proを搭載する第7世代iPad miniはCPUパフォーマンスが30％、グラフィックス性能が25％向上しているとAppleはアピール。ソフトウェアベースのレイトレーシングよりも4倍高速なハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングのほか、Dynamic Cachingとハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングにも対応することで、AAA級タイトルのゲームもプレイできるとのこと。

そして、第7世代でUSB-Cの転送速度が最大10Gbpsに向上し、無線接続もWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応するなどの改良が見られます。さらに、Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)に対応し、ホバー操作が行えるとのこと。

本体カラーはブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4色。新色となるのはブルーで、第6世代にあったピンクはラインアップにありません。

第7世代iPad miniはWi-FiモデルとWi-Fi＋Cellularモデルの2種類が用意されています。ストレージについては、第6世代は64GBと256GBの2種類のみでしたが、第7世代は128GB・256GB・512GBの3種類。モデルごとの価格は以下の通り。

第7世代iPad miniの予約注文は記事作成時点ですでに始まっており、店頭販売は2024年10月23日(水)からとなっています。