取材

俺より強いやつに会いに行ったら世界を放浪する格闘家も夢見る猫娘も暗器使いの女剣士もワンフェス2024[夏]に集まっていました


2024年7月28日に開催された日本最大級の立体物即売会「ワンダーフェスティバル 2024[夏]」ではさまざまなゲームキャラクターをモチーフにしたキットが販売・展示されています。そこで、世界最大級の参加型対戦ゲームイベント「EVO 2024」が2024年7月に開催されたばかりで、さらにばく大な賞金が話題となったEsports World Cupも開催されて盛り上がっている格闘ゲームのキャラクターをまとめてみました。

Wonder Festival 2024 Summer | ワンダーフェスティバル2024【夏】公式サイトです。
https://wonfes.jp/specialsite/

針桐双一さんのブース「G-Rug(ブース番号:5-21-06)」に展示されていたのは、「ストリートファイター6」に登場するザンギエフ。原型製作は針桐双一さんで、未塗装のレジンキットで販売されており、価格は2万円でした。


自らの右腕の筋肉をアピールするザンギエフ。勝利のセリフは「見よ!この鋼の肉体を!」と言うとおり、堅強な筋肉の鎧(よろい)に包まれた赤きサイクロン。相手のレバーが回転する音が聞こえたら、気がつけばスクリューパイルドライバーに巻き込まれています。


「大村ジュリエットカメラ(6-22-05)」には、同じく「ストリートファイター6」に登場するマノンが展示されていました。原型製作者はマツイカズキさんです。価格は1万5000円でした。


キットのモデルになっているのは、勝利時のポーズ。「マノンは強いから……」のセリフ通り、柔道とバレエを合体させたファイトスタイルで、ドライブラッシュはすこぶる遅いですが、メダルを5枚貯めると投げるだけで相手の体力を1/3以上削れる火力を持ちます


原型師・うるしふぃーるどさんのブース「うるしふぃーるど(2-10-03)」では、「ストリートファイター6」の豪鬼に遭遇。禍坏あるいは瞬獄殺の時に見せるポーズがモチーフになっています。


「ぬぅん!」という声が聞こえてきそうなほど、まさに鬼のように険しい表情を浮かべる豪鬼。彫りの深いシワや筋肉、血管だけでなく、逆立つ毛や身に付けている毛皮、腕に巻き付けている荒縄なども細かく再現されています。


城生さんのディーラーブース「奥弗洛德(2-07-11)」で展示されていたのが、「ストリートファイター6」のリュウ。おそらく高さ50cmはあるだろうというめちゃくちゃ巨大なサイズで、会場をゆく人の目を引いていました。会場では未塗装・未組み立てのキットが6万5000円で販売されていました。版権申請は「ストリートファイター6」ですが、衣装はOUTFIT 2、つまり「ストリートファイターII」など旧作でおなじみの胴着衣装です。


破れてはためく胴着。


キリッとした目で倒す相手を見据えます。


顔は換装可能なようで、「ストリートファイター6」ではおなじみのヒゲを生やして「集中!」している顔も展示されていました。


中山栄治さんのディーラーブース「鉄虎竜(4-30-06)」で展示されていたモリガン・アーンスランドは、「ヴァンパイア」シリーズに登場するサキュバス。


頭と背中から生えている翼、そしてかなりきわどい衣装が特徴。


少し挑発的な表情を浮かべるモリガン。価格は1万7000円でした。


「セクシーアンドロイド(4-08-20)」のブースで展示されていたのは、「GUILTY GEAR -STRIVE-」のラムレザル=ヴァレンタインです。原型製作はくろさきさんで、価格は1万8000円でした。帽子とマントではなく、黒いパーカーに身を包み、いたずらっ子っぽい含みのある表情を見せています。


そして同じブースには、「CAPCOM FIGHTING Jam」のヌール。マキシモフが発動するミッドナイトブリスを食らい、美少女もとい美幼女化した極寒素潜りストの姿です。原型製作はアルカリコさん。


ゲームでの姿通り、ちゃんとスクール水着を着ています。なお、通常時は幼女の姿ではなく、巨大なオウムガイのような見た目なので、この姿が気になって「CAPCOM FIGHTING Jam」をプレイしたくなった人は注意してください。


ディーラーブース「D-Works(3-20-19)」で、「ヴァンパイア」シリーズの夢見る猫娘、フェリシアの1/7スケールサンプルが展示されていました。ワンフェス2024[夏]では再販となるキットで、価格は1万7000円でした。


ぱっちりした目、盛り上がる髪の毛、白い毛皮とするどい爪。


少し角度を変えて撮影したところ。


豆腐もどきさんのディーラー「3B工弊(1-30-01)」ブースでは、カプコンのロボ2D対戦格闘ゲーム「サイバーボッツ」の隠しキャラクターであるゲイツ。


ぽんずさんのディーラーブース「味見堂(3-03-05)」では、「GUILTY GEAR -STRIVE-」のベッドマン?の原型が展示されていました。かなり巨大でインパクトがあるためか、同タイミングで通り過ぎた海外からの参加者が「Oh……ヒュー」と口笛を吹いて写真を撮りまくっていました。


ベッドに守られるディライラ。過去シリーズでベッドマンを支えていたベッドは、ベッドマンの妹であるディライラを守るために自立的に動いているという設定。


ベッドの手もとにかく巨大かつ凶悪な印象がありますが、ベッドに腰掛けるディライラを包みこんで守ろうというようにも見えました。


企業ブースエリアに足を伸ばし、ユニオンクリエイティブのブースに来てみると、「GUILTY GEAR -STRIVE-」の梅喧の仮出力品が展示されていました。2024年12月に税込2万6400円で発売予定です。


睨みながら刀を構える梅喧。


顔の傷や眼帯の意匠など細かいところまで忠実に立体化されていました。

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in 取材,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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