ケルヒャーのバッテリー駆動＆タンク一体型洗浄機「OC 3 Foldable」は電源コードやホースの取り回しを考えずに使える手軽な掃除グッズでした

ケルヒャーから2024年4月1日に登場した「OC 3 Foldable」はタンク一体型のバッテリー駆動洗浄機で、蛇口や電源が近くにない環境でも水を噴射していろいろな物を洗浄できます。そんなOC 3 FoldableをGIGAZINE春のプレゼント大放出企画の景品用に提供してもらえたので、外観や性能をチェックしてみました。

OC 3 Foldable | ケルヒャー
https://www.kaercher.com/jp/home-garden/mobile-cleaning/mobile-outdoor-cleaner/oc-3-foldable-15993020.html

OC 3 Foldableのパッケージはこんな感じ。

箱の中にはOC 3 Foldable本体、取扱説明書兼保証書、充電アダプタ、充電用USBケーブルが入っていました。

OC 3 Foldableのフタを取ると、中にホースが入っています。

OC 3 Foldableは蛇腹状に折りたたんで収納可能で、蛇腹を開くとこんな感じにバケツ型になります。バケツの中には水を最大8リットルためられます。

ホースは本体と固定されており、取り外し不可。

こんな感じにバケツからホースを伸ばして使います。

ホースの先にはトリガーガンが装着されており、トリガーを握ると水を噴射できます。

OC 3 Foldableのハンドルにはホース固定用のホルダーが2カ所設けられています。

ホルダーにホースを固定することで、取り回しやすくなります。

OC 3 Foldableの正面には電源ボタンが搭載されており、電源ボタンの下部にはラバーキャップが付いています。

ラバーキャップの下には充電用のUSBポートが隠れています。

OC 3 Foldableの重さは実測で2.15kg。

収納状態で手に持つとこんな感じ。

展開状態だとこんな感じ。

OC 3 Foldableを使う手順は次の通り。まず、電源アダプタを使って本体を充電します。

充電が完了したら水をためます。

続いて、フタを閉じます。

フタと本体の隙間からホースを伸ばし、ハンドルのホルダーにホースを引っかければ準備完了。後は、電源ボタンを押してトリガーを握れば水を噴射できます。

OC 3 Foldableで自転車を掃除する様子が以下。ホースや電源の取り回しを考えることなく自転車の周りをグルグル移動しながら洗浄できました。

ケルヒャーのバッテリー式洗浄機「OC 3 Foldable」で自転車を洗ってみた - YouTube

水の圧力は「水道の約2倍」とのことで、洗浄機としては弱め。このため、指でこすれば取れるような汚れが残ってしまいました。OC 3 Foldableではホコリやチリを取り除く用途にはオススメですが、こびり付いた汚れを落とすのは苦手です。

一方で動画を見ればわかるように、水道栓の位置に関係なくバケツとして持ち運ぶことができるのは最大のメリット。現在手持ちのホースでは届かないような屋根の上や奥まった場所でも水洗できるのはかなり便利。「ここをざっと水洗いできればな～、でもホース届かないし、届く長さのホースを買うと長すぎて収納が……」みたいなときに使えます。

OC 3 Foldableの希望小売価格は税込2万1780円で、ケルヒャー公式ストアなどで入手できます。

OC 3 Foldable | ケルヒャー
https://www.kaercher.com/jp/home-garden/mobile-cleaning/mobile-outdoor-cleaner/oc-3-foldable-15993020.html