直接シンクに排水可能な食器棚「アレスタ 水切りラック(水が流れるトレー)」レビュー
洗い終わった食器を一時的に置いておく棚は、食器から流れ落ちる水がポタポタとたれて周囲を汚してしまわないようなつくりになっていることがマスト。その中でもトレーが水を受けるようなつくりになっている棚は、水を切ってトレーを定期的に掃除しないと水アカなどの汚れがたまってしまい、かえって掃除の手間が増えてしまうことも。水切りの手間を減らしてより長く清潔さを保ち続けられるのがパール金属の「アレスタ 水切りラック(水が流れるトレー)」です。
アレスタ 水切りラック3段(水が流れるトレー) HB-1859
https://www.p-life-house.jp/goods_HB-1859.html
普段使用している食器ラックはこんな感じで、トレーとラックは金属製です。
今まで使っていた金属製のトレーはただ水を受けるだけで排水する機能はついていません。そのため、掃除を少しでもおろそかにしてしまうと石灰化して白く汚れたり、トレーがところどころさびたりしてしまいます。
今回使用する「アレスタ 水切りラック3段(水が流れるトレー)」のように、樹脂製かつ排水機能がついている水切りラックであれば、こうした事態を防げると考えたわけです。パッケージはこんな感じ。
内容物は左用と右用の側面フレームと……
上段用ラック×1、中段・下段用ラック×2。
上段・中段用トレー×2と下段用トレー×1。各トレーの一角には排水用の穴が空いています。
下段用トレーの裏には排水ノズルが取り付けられていました。
そして、水切りポケット×1と……
チェーン×2です。
チェーンの一方にはストッパーとなる輪っかが取り付けられています。
部品の材料の種類は、本体・まな板受けが鉄(エポキシ樹脂塗装)、トレー・水切りポケットがポリプロピレン、チェーンがステンレス鋼、フレーム脚部分の保護キャップが塩化ビニルです。
パッケージに記載の組み立て方に従い組み立てます。
まずは左用の側面フレームの下部のバーに中段・下段用ラックをはめ込み……
そのまま右用の側面フレームにもはめ込みます。
中段・上段用ラックも同様にはめ込みます。
次に、上段・中段用トレーの穴にチェーンを通し……
上段・中段用ラックの下に前方からスライドさせて差し込みます。この時、トレーの向きを前後逆にして取り付けることも可能です。
チェーンはこんな感じで垂れ下がります。
下段用トレーは排水の方向に合わせて差し込みます。
全体像はこんな感じ。上段用ラックやまな板受付の出っ張りも含めた大きさは幅39cm、奥行き29cm、高さ56.5cmです。各ラックは手前に大きく返しが付いている形状で、ラック間の高さは実測で約17cmです。
最後に水切りポケットを取り付ければOK。
実際に設置するときは、排水ノズルから直接シンクに水が流れるよう、シンクのすぐ隣に置く必要があります。
排水ノズルから水が流れる様子は以下の動画で確認可能です。
「アレスタ 水切りラック(水が流れるトレー)」で水が流れる様子はこんな感じ - YouTube
食器類を置いてみるとこんな感じ。グラグラと揺れることもなく、安定しています。
実際に4日間ほど使用してみたところ、ほとんどの水は流れていくものの、トレーの傾斜角が浅いのか、少量の水がトレーの穴にまで流れずトレーに残ってしまうことがしばしばありました。目立った汚れは発生しませんが、流れなかった水滴のあとにうっすらと水アカが発生します。ただし、トレーの取り外しは容易なので、気づいた時にサッと水を拭き取るという使い方であれば問題なさそう。
また、水が伝うチェーンが食器と同じ空間を占有してしまうので、食器を置く際は意識してチェーンから離さなければならない点も気になりました。
「アレスタ 水切りラック(水が流れるトレー)」はAmazon.co.jpでも販売されており、記事作成時点での価格は税込3289円です。
パール金属 アレスタ 水切り ラック 3段 水が流れるトレー HB-1859|水切りラック
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