耐荷重500kgの業務用中量ラックとキャスターを組み立ててみた
一般的なメタルラックは安価で手軽に組み立てられるのがメリットですが、重い荷物を載せようとすると耐荷重が少し心配になります。GIGAZINEの倉庫の備品整理に使用するラックを探していたところ、高い耐荷重を持つ業務用の中量ラックにキャスターを付けると便利そうだと感じたので、モノタロウでラックとキャスターを購入して組み立ててみました。
今回購入したのは以下の3点。中量ラック本体とキャスター、中量ラックとキャスターを接続するキャスターベースです。
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モノタロウから届いた中量ラック、キャスター、キャスターベースがこれ。今回組み立てに使用した工具はゴムハンマー、レンチ、プライヤーです。
まずはキャスターとキャスターベースを組み立てることに。
キャスターベースに付属のボルト、ナット、ワッシャーを使ってキャスターとキャスターベースを固定します。
ナットをプライヤーで固定し、レンチで締め付け。4箇所にボルト用の穴があるので、いずれも固定すればキャスターとキャスターベースの組み立ては完了。
続いてラック本体を組み上げていきます。長辺が支柱、短辺が奥行桟です。
支柱は断面が向き合うように配置します。
ハンマーで奥行桟を支柱に打ち込みます。
十分に奥行桟を打ち込めたら、付属のピンで支柱と奥行桟を固定します。
ピンを穴に通して……
画像のように支柱と奥行桟の爪がきちんと打ち込まれ、ピンが完全に入ればOK。
同様にして、2つの支柱と2つの奥行桟を固定したセットを2つ組み上げます。
続いて、先ほど組み上げた支柱と奥行桟のセットを間口桟で接続します。
間口桟の固定も奥行桟の作業と同じく、ハンマーで爪を打ち込んでいく形で行います。
十分に間口桟を打ち込んでピンを差し込むのも奥行桟の作業と同じ。
4つの間口桟を固定すれば、中量ラックの骨格は完成です。
ここで先ほど組み上げたキャスターベースを固定しようとしたところ、ピンが干渉して固定することができませんでした。キャスターベース部分はピンではなくキャスターベースに付属するボルトで固定する必要があります。
ピンを取り外した穴にボルトを差し込み、裏側からナットを回して固定します。
ボルトとナットを2つ使用し、キャスターベースとラックを固定。
横にも固定用の穴が開いているので、キャスターベース付属のボルト、ナット、ワッシャーを用いてラックとキャスターベースを固定。
反対側も固定します。
これで中量ラックにキャスターが固定されました。
ラックを立ち上げるとこんな感じ。反対側の支柱にも取り付けます。
続いて棚受けを中量ラックに載せる物の高さに応じて取り付けます。
取り付けるとこんな感じ。
取り付けた棚受けに中量ラックの強度を高める補強桟を置いていきます。
1段当たりの補強桟の本数は、今回購入した中量ラックでは2本でした。
最後に補強桟の上に棚板を設置すれば……
キャスター付き中量ラックの完成。
キャスターのレバーを踏み込めば車輪をロックできます。
今回は2人で作業を行い、組み立てにかかった時間はおよそ2時間ほど。キャスターの取り付け方法がわからず時間をロスしてしまったので、慣れれば1時間程度で組み立てることができそうです。
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