段ボールを内容物に合わせたサイズにぴったり折れる「箱切り名人」を使ってみた
宅配便を送ろうとするとき、必ずしも段ボールの高さにぴったりと荷物が合わないことがあります。送料は段ボールの縦・横・高さで決まるので、小さくできるならしておきたいところ。「箱切り名人」を使えば段ボールの高さを荷物ぴったりに揃えられるということなので、実際に使ってみました。
段ボールの折り目形成器具「箱切り名人」の販売開始~段ボールをきれいに小さく!ラクラク梱包&経費削減~|日伸貿易株式会社のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/170762
2種類の「箱切り名人」が届きました。白が大、ピンクが小。大きさは長さ以外は共通で約5.8cm×約3cm。長さは大が約34cm、小が約25cm。
パッケージの裏側が取扱説明書になっています。
組み立てなどは必要なく、これがパーツのすべて。
片方の端に回転刃がついており、その刃の裏側に握り部があります。
ガイドは本体レールに沿って上下に動かせます。
使用対象は、このように荷物を入れて隙間に緩衝材を詰めてもなおスペースが余ってしまった段ボール。
荷物の上端の位置に回転刃を合わせて……
ガイドを固定します。
あとは、「箱切り名人」を左右にスライドさせると、ふちと平行に折り目(ミシン目)がつきます。荷物を入れたままでも印をつけることは可能ですが、ここでは念のため荷物は取り出しています。
実際に使うとこんな感じ。取扱説明書の持ち方とはちょっと異なりますが、どうしても段ボールが動いてしまうので、左手は段ボールに添えています。
「箱切り名人」でカットしたい箱に目印をつける - YouTube
ミシン目をつけたら、段ボールの角をミシン目のところまで切ります。
これで、ミシン目のところで簡単に折り曲げられるようになりました。
高さは詰めた荷物にピッタリ。
元々は荷物に対して少々大きな箱でしたが、これでぴっちりと梱包して送ることができます。
高さを測ったり、定規を荷物の位置に沿わせたりすることで、同じように折り曲げることは可能ですが、折り目があると折り曲げ作業が高速化。作業速度の向上は分単位ながら、慣れてくるとこれまでのやり方よりも明らかに素早く作業ができるようになりました。特に、段ボールを折るために計測する作業はなかなか面倒なので、全体的な効率向上につながった印象です。
「箱切り名人」はAmazon.co.jpで購入可能で、大が2050円、小が1700円です。ちなみに、ガイドを動かせる長さが変わるだけで「大は小を兼ねる」ので、小さな箱に対しても大を使用することはできますが、小でも深さ20cmほどの段ボールまで対応可能なので、大きな段ボールの中に小さなものを入れる機会がないのであれば、小で間に合います。
Amazon.co.jp: 日伸貿易 箱切り名人 大 HMLW 白: DIY・工具・ガーデン
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