レビュー

横からだけでなく上からも目盛りが読める株式会社イモタニの「見やすい計量カップ」使用レビュー


自宅での料理の際に欠かせない道具の一つが計量カップ。凝った料理を作る時でない限りは液体をパッと入れてパッと計れれば十分ですが、一般的な計量カップはわざわざ目線の高さまで持ち上げて目盛りを確認しないといけないのが非常に面倒。そんな不便さを解消してくれるのが、上からのぞくだけで目盛りを確認できるイモタニの「見やすい計量カップ」です。

株式会社イモタニ|見やすい計量カップ
https://www.imotani.com/products/kitchen/mc-110.html

「見やすい計量カップ」のパッケージはこんな感じ。


計量カップ本体がこれ。


この計量カップの一番の特徴はカップの真ん中に設けられた傾斜部分。ここに目盛りが記されていることにより、上から見ても中にどのくらい入っているかがパッと分かるようになっています。


なお、カップの横にも普通の計量カップと同じように目盛りが記されています。最大600mlと計量カップにしてはかなりの大容量まで計ることができます。


反対側には米や小麦粉を計る際の目安となる目安となる目盛りも記されています。


取っ手には握りやすいようにラバーが付けられています。サラサラした手ざわりで、わずかに弾力があります。


本体の材質はAS樹脂、グリップの材質は公式サイトによると熱可塑性エラストマーです。なお本体の耐熱温度は最高70度なので、沸騰したお湯を入れたり電子レンジでチンしたりするのは避けた方が良さそうです。


実際に使用してみることに。試しに牛乳を入れて上からのぞいてみると、このように「何ml入ったか」が一目でわかるようになっています。


横に目盛りがあるタイプの計量カップだと、目盛りの高さまで身を屈めるかカップを目線の高さまで持ち上げないといけません。特にカップを持ち上げてしまうと中の液体がゆらゆら動き、パッと確認できない事態も発生しがち。


持ち上げて確認する場合でも上からのぞけばいいだけなので、手元が安定してより正確に計ることができます。


また600ml以上入る大容量設計なので、大きめの鍋に何かをまとめて入れたいという時にも便利です。太く縦に長い取っ手のため、持ちやすく運びやすい印象。


なお編集部員が個人的に5年間毎晩料理する時に使って壊れたという「見やすい計量カップ」がコレ。何度も液体を入れては流し入れては流しを繰り返した結果、取っ手の部分にヒビが入ってしまいました。


壊れた方を新しいものの右に置いて比較してみました。さすがに5年も使うと年季が入り、カップは白く曇っています。


ラバー部分は汚れてはいるもののひび割れひとつなし。質の悪いゴム製品だと長年使うとボロボロになってしまいがちですが、これはなんともなかった様子。


「見やすい計量カップ」は、バニラエッセンスのようなごく少量でいい液体を正確に計測したり中で何かを混ぜたりといった用途には不向きですが、朝の忙しい時や普段素早く料理をしたいという人はパッと目盛りを確認できるため便利。編集部員所持の「見やすい計量カップ」が壊れてしまい、これを使い慣れた編集部員が再度購入したため今回記事化した次第です。

「見やすい計量カップ」はAmazon.co.jpでも購入可能で、価格は税込347円です。

Amazon|イモタニ 計量カップ 日本製 600ml 上から読める 水 米 小麦粉 MC-110|計量カップ オンライン通販

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「修理する権利」が確立されると修理代金が年間どのくらいお得になるのか? - GIGAZINE

農家がトラクターを管理するソフトウェアをクラック(改造)している理由とは? - GIGAZINE

総重量3.63キロのコーンは一体どれくらいの量のポップコーンになってしまうのか?実際に必死で作り続けてみたらこうなった - GIGAZINE

たった1枚の板が折り紙のように4段変形してさまざまな容量が量れる計量スプーン「Polygons」 - GIGAZINE

蒸気が全く出ずコードレスでどこでもお湯を注げるタイガーの電気ポット「蒸気レスVE電気まほうびん PIG-J300型」を使ってみた - GIGAZINE

in レビュー, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.