ウェブブラウザ「Brave」のAIアシスタント「Leo」がAndroid版でも利用可能に
ウェブブラウザ「Brave」のデスクトップ版に搭載されているAIアシスタント「Leo」が、Android版アプリでもバージョン1.63から利用可能になったことが発表されました。
Leo—Brave's privacy-preserving AI assistant—now available on Android | Brave
https://brave.com/leo-android/
Brave’s Leo AI assistant is now available to Android users | TechCrunch
https://techcrunch.com/2024/02/29/braves-leo-ai-assistant-is-now-available-to-android-users/
「Leo」は、プライバシーを重視するブラウザとして知られる「Brave」が2023年に導入したAIアシスタントです。
BraveのNightly版に日本語でも返答可能なチャットAI「Leo」が搭載されたので使ってみた - GIGAZINE
「Leo」ができる主なことは以下のような感じ。
・Webページまたはビデオのリアルタイム概要作成
・内容に関する質問への回答
・新規長文コンテンツの生成
・ページの翻訳、分析、推敲
・映像や音声の文字起こし
・コード作成
「Leo」との対話内容は記録されず、AIのトレーニングに用いられることもありません。また、すべてのリクエストは匿名化されており、「Leo」による応答も生成後に破棄されます。
また、「Leo」を使うにあたってユーザー登録などはなく、無料で利用可能です。
有料版として、月額14.99ドル(約2250円)の「Leo Premium」がありますが、サブスクリプションはリンク不可能なトークンで処理されるため、「Brave」がユーザーのアクティビティなどを知ることは不可能になっているとのことです。
Android版の「Leo」は今後数日かけて段階的に展開されていきます。
なお、iOS版の「Leo」も数週間以内に展開予定だとのことです。
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